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16日、環(huán)球時報は、南米をはじめとする世界で中國の電気自動車がますます売れているとする米メディアの報道を紹介する記事を掲載した。
2023年8月16日、環(huán)球時報は、南米をはじめとする世界で中國の電気自動車(EV)がますます売れているとする米メディアの報道を紹介する記事を掲載した。
記事は、エクアドルにおける中國製EVの普及狀況を伝える米國のウェブメディア「ディプロマット」の14日付記事を引用。中國車はエクアドルで最も売れている自動車となり、その市場シェアは2018年の10%から現在は30%へと急上昇し今もなお成長を続けているとしたほか、地元メディアによると、現在エクアドル國內で販売されている107の自動車ブランドのうち47が中國車で、一番人気は奇瑞だと伝えた。
そして「中國車は安い。しかし、故障が早く、部品が不足しているため評判が悪い」という中國車に対するステレオタイプが現地では急速に解消されつつあり、修理工場のネットワーク構築により部品不足もなくなったほか、デザインも品質も素晴らしいとの評判を獲得するようになったと紹介した。また、コロンビアの首都ボゴタでBYD製の純EVのSUVに乗るドライバーが「1日14時間運転することもあるが、問題が発生したことはない」と感想を語ったとしている。
また、中國の自動車メーカーは著実に南米市場への浸透を進めており、BYDがボゴタにEVバス379臺を販売して2020年より運用されているほか、中國を除く世界の都市において最も多くのEVバスを導入しているとされるチリのサンティアゴでもEVバスの60%をBYDが供給しており、中國製のEVバスはアルゼンチン、ブラジル、ウルグアイでも走っていると紹介。生産拠點づくりにおいても、13年には長城汽車がエクアドルに組立工場を建設、17年にはBYDがエクアドル政府とバスの組立工場を建設する契約を締結し、19年にはBYDがエクアドルの主要港かつ最大の都市であるグアヤキルに電気自動車の充電ステーションを建設したと伝えた。
さらに、中國車の世界的な臺頭には手頃な価格が重要な役割を果たしており、特にエクアドルは人口1800萬人の約35%が1日5.5ドル(約800円)以下で生活している低所得國であるために中國の強みがさらに際立っているとした。
記事は最後に、「ディプロマット」が「中國メーカーは世界的な輸出臺數で伝統(tǒng)的なブランドに追いつこうとしている。しかし、間もなく逆に世界がEV分野で中國を追いかけるようになるのは明らかだ」と評したことを紹介した。(翻訳?編集/川尻)
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