中國のガソリン使用が2024年ピークアウトか、EVの急成長受け予想が前倒し修正―中國メディア

Record China    2023年7月31日(月) 9時0分

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中國國外で中國でのガソリン使用量について、増加から減少に転じる「ピークアウト」が2024年に出現(xiàn)するとの予測を示し始めた。中國で電気自動車(EV)の普及が極めて急速に進んでいるからという。

技術関連方法を扱う中國メディアのIT之家は28日付で、中國國外の関連期間や企業(yè)が、中國でのガソリン使用量について、増加から減少に転じる「ピークアウト」が2024年に出現(xiàn)するとの予測を示したと紹介した。いずれも、これまでの予測を前倒し修正した。理由は、中國で電気自動車(EV)の普及が極めて急速に進んでいることという。

中國汽車工業(yè)協(xié)會によると、2023年1-5月に中國の自動車市場に占めるEVの割合は28%だった。2021年同期は9%、前年同期21%であり、中國ではEVが急速に普及していることが分かる。一方で、2021年1-5月には91%だった従來型の內(nèi)燃機関を利用する自動車のシェアは、2023年1-5月には72%にまで縮小した。

中國政府は現(xiàn)在、充電インフラの整備や銀行、地方政府、自動車メーカーへの支援を強化することで、農(nóng)村部を含めてEVの普及を後押ししている。パリに本部を置く世界エネルギー機関(IEA)は、EVの販売が加速していることを理由に、中國のガソリン需要は2024年に1日約370萬バレルでピークに達するとの予想をしました。IEAは従來、中國におけるガソリン需要のピークは2025─2026年に出現(xiàn)すると予想していた。

ノルウェーに根拠を置くエネルギー関連のコンサルタント會社のライスタッド?エナジーは、中國におけるガソリン需要のピークは1日當たり370萬バレルで、ピークアウトは早ければ2024年第1四半期(1-3月)に到來するとの見方を示した。ライスタッド?エナジーはこれまで、中國におけるガソリン需要のピーク到來を2024年から2025年にかけてとしていた。

ただし、中國石油天然気(ペトロチャイナ)の調(diào)査部門は、中國でガソリン需要がピークを迎えるのは2025年との見方を示している。その後は、2026─2030年の間に中國のガソリン需要は毎年2.3%縮小するとの予想だ。

世界最大のガソリン消費國である米國は2019年に需要のピークに達しており、中國もピークを迎えようとしていることから、ガソリンは2025年には全世界的にだぶつき狀態(tài)になるとの予想がある。IEAによれば、世界のガソリン過剰量は大きな生産調(diào)整がない限り、2028年まで日1日約130萬バレルに達するという。

仮にそのような狀態(tài)になれば、米國、中國、インドは2028年にガソリンの純輸出國に転じる可能性がある。1日當たりの純輸出量は、米國が1日當たり約60萬バレル、中國は約90萬バレル、インドは約13萬バレルとする試算がある。(翻訳?編集/如月隼人

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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