韓國各地に注文記録のない不審な國際郵便2000通超の小包が相次いで到著した。中國発、臺(tái)灣経由で一時(shí)は國際テロの疑いも浮上したが、危険性はないと判明。警察當(dāng)局はショッピングサイトでレビュー評価を不正につり上げる「ブラッシング詐欺」の可能性があるとみて捜査している。

聯(lián)合ニュースなどによると、騒動(dòng)の発端となったのは、南東部?蔚山の福祉施設(shè)で20日、黃色いポリ袋の小包を開封した職員ら3人がめまいや息苦しさを訴え、緊急搬送されたことだった。「毒劇物によるテロ」が疑われる同種小包が各地で確認(rèn)され、ソウルの繁華街、明洞の郵便局では1700人以上が屋外に避難する事態(tài)に発展した。

警察當(dāng)局によると、郵便物は黃色や黒の封筒で、差出人の住所が「臺(tái)北」になっていた。ほとんどの場合、中身は入っていないという。警察當(dāng)局は679件の郵便物を回収し、調(diào)査を?qū)g施。殘る約1400件超の通報(bào)については関連性がないと判斷した。

臺(tái)灣の韓國での出先機(jī)関に當(dāng)たる臺(tái)北代表部は「調(diào)査の結(jié)果、小包は中國発で臺(tái)灣を経由して韓國に到著したことが分かった」と表明。韓國外務(wù)省は中國の外交部と関連當(dāng)局に「迅速な事実関係の確認(rèn)と説明を要請した」とし、「中國側(cè)が「『最大限協(xié)力する』との立場をわれわれに伝えた」と説明した。

正體不明の郵便物について、首相室國務(wù)調(diào)整室対テロセンターは24日、「國家情報(bào)院などテロ対策機(jī)関と共同でテロとの関連を分析したところ、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)でそのような関係性は見いだせなかった」と発表。韓國警察庁の尹熙根（ユン?ヒグン）長官は「化學(xué)物質(zhì)に関係するものは今のところなく、ブラッシング詐欺と推定している」と明らかにした

ブラッシング詐欺はオンライン通販會(huì)社が無作為で商品を発送し、これを販売済みとして処理し業(yè)績を上げる詐欺の手口だ。一方的に商品を送付することで販売実績を水増しし、虛偽の高評価レビューを掲載する手法とみられ、臺(tái)灣當(dāng)局と共に輸送経路などを調(diào)べている。（編集/日向）