2023年5月31日、韓國メディア?韓國経済は「韓國人がこぞって日本を訪れた結(jié)果、起きたこと」と題する記事で、「新型コロナウイルスのエンデミック（日常的に流行する感染癥）移行により海外旅行需要が急増したことで、今年1～3月期の旅行収支赤字と韓國人の海外でのクレジットカード利用額が大幅に増加した」と伝えた。

記事によると、韓國の今年1～3月期の旅行収支赤字額は32億3500萬ドル（約4510億円）で、19年7～9月期（32億8000萬ドル）後で最大となった。これは海外旅行をする韓國人が急増した結(jié)果で、同期間に海外を訪れた韓國人観光客數(shù)は、昨年10～12月期（320萬8000人）より55．2％増加の497萬9000人を記録した。旅行需要は日本に集中し、訪日観光客は160萬700人に達(dá)したという。

韓國居住者の海外でのクレジットカード利用額も大幅に増加し、今年1～3月期はコロナ禍前と同水準(zhǔn)の46億ドルに達(dá)した。これは昨年1～3月期より50．3％、昨年10～12月期より14．8％増加した數(shù)値だという。

海外へ行く韓國人が急増したのに対し、訪韓外國人観光客の回復(fù)は遅く、赤字規(guī)模が拡大したとみられている。今年1～3月期に韓國を訪れた外國人の數(shù)は171萬4000人で、前年同期比6倍に増えたものの、コロナ禍前の19年1～3月期（384萬2000人）の半分にも達(dá)していないという。

記事は「問題は、海外旅行需要が増えたことで、消費(fèi)者が被害に遭うケースが増えていることだ」と指摘し、「今年1～3月期に一部の海外オンライン旅行會(huì)社（OTA）や格安航空券（LCC）に関する消費(fèi)者相談件數(shù)が急増した」「企業(yè)側(cè)は約款を理由にキャンセル?返金?交換処理の遅延や拒否をしており、消費(fèi)者は注意が必要だ」と呼びかけている。

また海外へ行く韓國人が増えたことで、コロナ禍に人気だった韓國內(nèi)のホカンス（ホテルとバカンスを組み合わせた造語）需要は急減し、江原道などの観光地の宿泊需要が減った。今年3月の韓國內(nèi)の宿泊予約件數(shù)を昨年9月と比較した結(jié)果、五つ星ホテルと四つ星ホテルの予約件數(shù)はそれぞれ26．4％、17．4％減少。三つ星ホテルも31．7％、ペンションも18．5％減少したという。

業(yè)界関係者は「外國人観光客のうち割合が最も多かった中國（19年基準(zhǔn)で34．4％）がいまだ韓國行き団體観光ビザの発給を許可していないため、訪韓観光客數(shù)全體の回復(fù)に制約がかかっている狀況」とし、「訪韓観光客は日本、東南アジア、米國を中心に回復(fù)している」と説明したという。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは「韓國は日本より斷然物価が高い」「済州島民は反省を。日本よりはるかにぼったくりが深刻だから、済州島は旅行の選択肢に入らない」「済州島は物価も物価だけど、何より人が不親切だから行きたくない」「日本旅行に行ったら感じること。2度と済州島には行かない」「韓國人は遊びと食にお金を使うことに必死になっている感じ。未來の心配はないのだろうか」「多次元的に分析すると、結(jié)局は日本旅行に行かざるを得ない構(gòu)造だ」などの聲が寄せられている。（翻訳?編集/堂本）