フィギュアスケーターの羽生結(jié)弦さん（28）のファンであるコラムニストが5月28日、羽生さんを好きになることの最大のメリットについて論じるコラムを、中國のポータルサイト?百度（バイドゥ）に掲載した。

同コラムは冒頭、「羽生結(jié)弦を好きになることの最大のメリットは何か知っているだろうか？」と問い掛けた上で、「それは常に最高の、最も美しいフィギュアスケートを見ることができる…ということではなく、常により良い羽生結(jié)弦を見ることができることだ」と説明。同月26日の幕張公演から始まったアイスショー「ファンタジー?オン?アイス2023」について、「彼からファンに大きなサプライズとプレゼントがあった。そう。それは、また彼が進(jìn)化していたことだ」と述べた。

その上で、ダンス＆ボーカルグループ「DA PUMP」とコラボレーションした新プログラム「if…」について、「シンプルながらデザイン性の高い白と黒のコスチュームで登場(chǎng)。アイスファンたちは前回“會(huì)って”からまだ1カ月余りしかたっていないが、彼がさらなる進(jìn)化を遂げていることに気付いた」とし、「このプログラムは本當(dāng)の意味で『ダンス』と『フィギュアスケート』を完全に融合させたと言えるだろう」と評(píng)した。

続けて、「羽生は過去のインタビューで『獨(dú)學(xué)でダンスを勉強(qiáng)している』『今はストレッチに興味がある』などと語っていたが、これらはいずれも『if…』と対応していた」と分析。「スピンから始まるという表現(xiàn)方法は試合でもショーでもなかった全く新しいものだ」としたほか、同曲のラップ部分について「獨(dú)學(xué)ながらもすでにプロのような動(dòng)きで、すべてのビートに完璧にヒットさせており、同時(shí)に豊かなアレンジによって曲の価値観を非常によく表現(xiàn)していた」とした。

さらに、「彼の進(jìn)歩は振り付けのアレンジや見せ方にも表れている」とし、「『阿修羅ちゃん』が純粋にカッコいいプログラムだったのに対し、『if…』は剛?cè)幛泊妞工搿ⅴ氓长瑜Nかでありながら工夫が散りばめられ、程よい余白もあるプログラムで、さらに一段上のハイエンドなカッコいいプログラムと言えるのではないだろうか」と論じた。

同コラムは、プログラムでの動(dòng)作にも細(xì)かく言及した上で、「彼はいったいどれだけ新しい技を密かに學(xué)んでいたのか。そして、いったいどうやってそれを自分のものにしたのか。羽生結(jié)弦には、私たちの知らない驚きがどれだけあるのだろうか。いや、私たちどころか彼自身も答えられないのではないか。どこまでも進(jìn)歩し、いつまでも『未完』のままで自分の境地を切り開き続けているのだから」と説明?！袱ⅳà票憩F(xiàn)するなら幾重にも折り重なった超大型の（おもちゃなどの）ブラインドボックスだ。彼が次にどんなプレゼントをくれるか、決して知ることはできない。私たちは期待したまま、受け取るのを待っていればいいのだ」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/北田）