舊暦3月12～16日に當(dāng)たる今月1日～5日に、香港で3年ぶりに青衣戲棚が開(kāi)催された。青衣戲棚とは真君大帝誕生を祝う伝統(tǒng)的な祭りだ。

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會(huì)場(chǎng)となる青衣の運(yùn)動(dòng)場(chǎng)には真君大帝の祭祀場(chǎng)が設(shè)置されたほか、この日のために數(shù)週間かけて建築された戲棚と呼ばれるバンブーシアター、その周りには50店ほどの屋臺(tái)が出店され、晝夜を通して大勢(shì)の人が訪(fǎng)れ、にぎわいを見(jiàn)せた。

戲棚（バンブーシアター）とは、粵劇と呼ばれる伝統(tǒng)的な広東オペラや伝統(tǒng)劇のために建てられた竹を使った臨時(shí)シアター。青衣戲棚のような祭りの時(shí)には伝統(tǒng)的なオペラが市民の娯楽として喜ばれ、上演されてきた。その上演のために臨時(shí)に設(shè)置された戲棚は竹で組み立てられ、現(xiàn)在の香港ではごく限られた場(chǎng)所や期間のみ見(jiàn)ることができる貴重なものとなっている。

香港の建築現(xiàn)場(chǎng)では、香港名物とも言われる竹を使った足場(chǎng)「竹棚」が有名だ。高層ビルなどの工事現(xiàn)場(chǎng)の竹の足場(chǎng)を見(jiàn)て、強(qiáng)度に不安を覚えたり、昔ながらのスタイルを現(xiàn)在も踏襲したやり方に驚く人も多い。この職人技は香港ならではの素晴らしい技術(shù)だ。そして戲棚も同じように職人の専門(mén)技術(shù)が詰め込まれた竹建築といっても過(guò)言ではない。

何千本もの竹を使って地面より少し高い場(chǎng)所に造られている戲棚。青衣戲棚では期間中の晝?夜にそれぞれ違う演目の広東オペラが上演されたが、今回、幸運(yùn)にも上演前に見(jiàn)學(xué)できた。

中に入って上を見(jiàn)上げると、規(guī)則正しく組まれた竹の枠組みが目に入ってくる。舞臺(tái)を照らす照明器具も竹にくくりつけられている。精巧に規(guī)則正しく組み立てられている竹の様子は圧巻の一言に盡きる。

ずらりと並べられた椅子は1000席以上あるという。椅子はチケット料金ごとに色分けされており、それだけ大勢(shì)の人が入場(chǎng)する人気イベントだと分かる。

シアターの周りには屋臺(tái)が多く出ており、晝も夜も食べ歩きを楽しめる。夜は劇場(chǎng)も屋臺(tái)エリアもライトアップされ、屋臺(tái)エリアは夜市のようになり、活気とにぎわいを見(jiàn)せた。

屋臺(tái)で売られたのは昔ながらの香港の屋臺(tái)スナックから現(xiàn)在人気の韓國(guó)や臺(tái)灣のスイーツまで種類(lèi)も豊富。老若男女を問(wèn)わず、食べたいものを見(jiàn)つけ、楽しめる。

香港人に聞くと、昔はこういった場(chǎng)所で食べ歩くのをとても楽しみにしていたとのこと。それは今も変わらないようで、家族連れが多く訪(fǎng)れ、子供らは楽しそうにシアターや屋臺(tái)の間を走りまわっていた。

選びきれないほどの料理やスナック、飲み物が売られ、昔ながらのものや普段はあまり見(jiàn)かけない伝統(tǒng)的なものまで多數(shù)あった。

上演される広東オペラも、現(xiàn)在ではどこでも見(jiàn)られるというものではなくなっている。バンブーシアターも香港の職人蕓の成せる技だ。香港を訪(fǎng)れる期間にこういった祭りと重なる方は、ぜひ久しぶりに解禁されているこういった伝統(tǒng)的なイベントにも足を運(yùn)んでいただき、香港の文化を肌で感じてみてほしい。（提供/フライメディア）