4日間で2回の値上げ発表、テスラの狙いはどこにある?―中國メディア

Record China    2023年5月8日(月) 10時30分

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5日、第一財経は、今年に入って中國國內(nèi)新エネルギー車業(yè)界の値下げ競爭を引き起こした米テスラが4日間で2回の値上げ発表を行った背景について考察する記事を掲載した。寫真は海南省のテスラ販売店。

2023年5月5日、中國メディアの第一財経は、今年に入って中國國內(nèi)新エネルギー車業(yè)界の値下げ競爭を引き起こした米テスラが4日間で2回の値上げ発表を行った背景について考察する記事を掲載した。

テスラは2日に中國市場でのモデル3、モデルYの価格を2000元(約3萬9000円)引き上げたのに続き、5日にも新型モデルS、新型モデルXの価格をそれぞれ1萬9000元(約37萬円)引き上げ、4日間で2度の値上げ発表を行った。

記事は、これまで同社が再三に渡り「コストを見て価格を決定する」との姿勢を示し、動力用バッテリー価格が高騰した昨年に自動車価格を大幅に引き上げた一方で、今年1月になるとバッテリー価格が高止まりしているにもかかわらず大膽な値下げに踏み切り、中國國內(nèi)の新エネルギー車業(yè)界における値下げ合戦を巻き起こしたと伝えた。

また、ここに來てバッテリー価格が昨年のピーク時に比べて3分の1程度まで大きく値下がりしており、同社が再び自動車価格を引き下げるのではないかとの分析が出ている中で、逆に値上げに踏み切ったと狀況を説明。さらに、中國市場だけでなく米國や日本でも近ごろ値上げを行ったとしている。

その上で、予想外と言える同社の今回の値上げについて業(yè)界內(nèi)では、売上総利益率20%を維持すること、そして今後も値下げが続くのではないかという消費(fèi)者の予測を斷ち切り、購入を促進(jìn)することという2つの狙いがあるとの見方が出ていると紹介。その背景として、同社の今年1?3月期の純利益が前年同期比24%減、売上総利益率が同9.77ポイント減の19.34%となり、収益性の悪化が浮き彫りになったこと、さらに同社最大のライバルである中國メーカーBYDの同時期における売上高が同79.83%増、純利益は同5.11倍と急成長を続けていることを挙げた。(翻訳?編集/川尻

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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