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在米華人は米國社會の発展に大きく貢獻(xiàn)してきたが、よくは知られていない。ワシントンに設(shè)けられた華人博物館のリウ副館長は、米國で中國文化を紹介する意義や方法を語った。寫真は華人博物館。
米國社會は「人種のるつぼ」とも言われる。たしかにさまざまな民族の人々が生活している國だ。しかし、人口比率が大きく影響力も強(qiáng)い民族もあれば、少數(shù)派の民族もある。華人(中華系住民)は米國社會の少數(shù)派と言える。しかし、米國の首都であるワシントンで2020年に一般見學(xué)者の受け入れを始めたワシントン米國華人博物館の副館長であり、學(xué)蕓員でもあるジェニー?リウ氏によると、米國社會で多くの人に中國文化を理解してもらうことは、ますます重要になっている。リウ氏はこのほど、中國メディアの中國新聞社の取材に応じて、米國における中國文化を紹介する意義やその方法を説明した。以下は、リウ氏の言葉に若干の説明內(nèi)容を追加するなどで再構(gòu)成したものだ。
博物館の設(shè)立構(gòu)想は2017年に始まった。ワシントンは米國の政治の中心地であると同時に、さまざまな博物館が集中するなどで、文化発信の中心地の一つでもある。ワシントンに米國華人博物館を設(shè)立したことで、私たちには「居場所」ができた。華人は長年にわたり米國社會に大きく貢獻(xiàn)してきた。例えば大陸橫斷鉄道も主に、華人の労働力で建設(shè)された??鄤氦颏い趣铯褐匍gと共に努力することを重んじる、華人文化が大きな成果を出したとも言える。それ以外にもいろいろあるが、華人の貢獻(xiàn)や、その根底にあったものをを重視している人は少ない。主流メディアも紹介しない。米國における華人のことを、米國社會の主要グループに屬する人に、少しずつでも理解してもらう必要がある考えた。
米國には華人をテーマにする博物館が、6カ所か7カ所はある。所在地はニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコ、ロサンゼルスなど、華人が多くすむ大都市だ。これらの博物館は基本的にチャイナタウンにあり、扱うテーマもおおむね、現(xiàn)地のチャイナタウンや華人の歴史だ。
ワシントン米國華人博物館の設(shè)立では、チャイナタウンだけを扱ったり、華人だけに向けて展示する博物館であるべきでないと考えた。華人以外の多くの米國人向けの博物館でなければならない。在米華人は社會の少數(shù)派だ。華人がしてきた米國社會への貢獻(xiàn)の物語や中國文化については、私たち自身が語らねばならない。
しかし、社會の多くの人に向けて中國文化の情報を発信するためには、課題もある。在米華人ならば、中國文化についてはある程度以上の理解がある。その他の米國人は「情報の基礎(chǔ)」を持ち合わせていない。だから博物館は「啓発的」な展示をする必要がある。
もちろん、在米華人にも、中國文化にもっと親しみ、興味をもってもらいたい。特に若い世代の人々だ。博物館では2021年から毎年、中學(xué)生と高校生を?qū)澫螭趣工胫袊|術(shù)のコンテストを?qū)g施している。參加者は當(dāng)初、ワシントンD.C.在住者がほとんどだったが、今年は米國の東西両海岸、さらには深センや香港、臺灣からも參加者がおり、人數(shù)は300人以上に達(dá)した。
館は現(xiàn)在、道教関連の展覧會を開催している。展示物を直接紹介すると同時に、オンライン公開を組み合わせている。また、「道教と中國の哲學(xué)思想」、「「道教と中國の文化蕓術(shù)」をテーマに、それぞれ研究者と醫(yī)師を招いてオンライン方式のシンポジウムを開催した。
この活動を通じて、2萬人以上の米國人が道教に強(qiáng)い関心を持っていることが分かった。さらには道教の信者もいた。これは予想外だった。
展示して見てもらうだけでは、博物館として受身の姿勢になってしまう。そこで、多くのイベントを開催することで、さまざまな米國の若者に積極的に參加してもらえるようにしていきた。現(xiàn)在では韓國系、日系、ベトナム系の若者も、館に関心を持つようになった。館では場所を提供して「バンブー?サークル(竹サークル)」という文化サロンを定期的に開催している。ワシントンD.C.ですでに就職している若い華人を招待して、交流活動をしている。
ワシントンには大規(guī)模な博物館も多い。展示の基準(zhǔn)が高く、展示品の質(zhì)はとてもよい。ただ、この館には柔軟性があり、展示の方向性が明確という強(qiáng)みがある。米國の大規(guī)模博物館は、中國文化の紹介については不足している面がある。この館は、それを補(bǔ)完していると言える。
また、中國には多くの良質(zhì)な博物館資源があるが、米國の大規(guī)模博物館で中國の博物館の所蔵品の特別展などを開催しようとしても、時間がかかってしまう。大規(guī)模博物館は長期計畫を立てているので5年、場合によっては10年も待たねばならない。一方で、ワシントン?アメリカ華人博物館は、中國博物館と協(xié)力しての特別展を、柔軟に開催できる。この館はすでに、米國博物館協(xié)會の會員でもある。つまり博物館として公認(rèn)された存在だ。なので、今後はより多く、より全方位的に中國の博物館と協(xié)力していきたいと考えている。
米中の2國は、互いに意思疎通を図り、互いに理解せねばならない。雙方が相手を知るためには、文化を知ることから始めるのが最も自然だ。展示を通じて中國の文化を紹介し、より多くの米國民に中國を知ってもらいたいという願いは、館の設(shè)立當(dāng)初からあった。
現(xiàn)在は「チャイナドレス展」の企畫を進(jìn)めている。遅くとも6月には、ワシントンの一部大使館の大使夫人などを招待してチャイナドレスのファッションショーを開催する予定だ。中國の文化を広めることで、より多くの人に中國文化の多彩さを知ってもらいたいと願っている。(構(gòu)成 / 如月隼人)
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