中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は「韓國(guó)國(guó)産映畫(huà)はなぜ危機(jī)に陥ったのか」と題し、韓國(guó)メディアの文章を引用してその背景を報(bào)じた。

記事は、韓國(guó)映畫(huà)監(jiān)督協(xié)會(huì)主催のシンポジウムで巨匠ユン?ジェギュン監(jiān)督が「韓國(guó)國(guó)産映畫(huà)に投資する人はごくわずかだ」と語(yǔ)ったことが世論の関心を集めていると説明。ユン監(jiān)督によると、投資の減少で韓國(guó)映畫(huà)の數(shù)が激減しており、來(lái)年下半期以降は「ストック切れ」になることが懸念されているという。

韓國(guó)?世界日?qǐng)?bào)に掲載された文章は「最近、日本のアニメ映畫(huà)やハリウッドの大作が韓國(guó)の映畫(huà)館を席巻しているが、それと比較して韓國(guó)映畫(huà)は振るわない」と指摘。新海誠(chéng)監(jiān)督の「すずめの戸締まり」は3月8日に韓國(guó)で公開(kāi)されて以來(lái)、5週連続で興行収入ランキング1位を獲得し、同じく韓國(guó)で大ヒットした「THE FIRST SLAM DUNK（スラムダンク）」を超えたことを伝えた。

また、4月27日現(xiàn)在、今年の韓國(guó)映畫(huà)市場(chǎng)の興行収入ランキングでトップ10入りした自國(guó)映畫(huà)はわずか4本で、この4本の興行収入を合計(jì)しても「スラムダンク」1本に及ばないという。

韓國(guó)映畫(huà)が危機(jī)に陥った原因について世界日?qǐng)?bào)の文章は「投資の枯渇」を挙げ、「かつては金融資本からの投資が韓國(guó)映畫(huà)投資の7～8割を占め、殘りはCJエンターテインメントとロッテカルチャーワークスという韓國(guó)映畫(huà)投資?配給大手からの投資だった。しかし、韓國(guó)映畫(huà)の興行収入の低迷が続くと、金融資本が離れ始めた」と説明した。

その上で、離れた資本の行き先はストリーミングサービスだとし、「韓國(guó)の映畫(huà)館はコロナ禍に軒並みチケット料金を値上げせざるを得ず、平均で1萬(wàn)5000ウォン（約1500円）ほどになっているが、その背景にはNetflix（ネットフリックス）やDisney＋（ディズニープラス）といった動(dòng)畫(huà)サービスが人気を集め、韓國(guó)人の映畫(huà)に対する消費(fèi)モデルが転換したことがある」と分析した。

韓國(guó)の映畫(huà)業(yè)界関係者からは「映畫(huà)チケットの価格を下げて客を呼び戻すべき」との意見(jiàn)も出ているというが、世界日?qǐng)?bào)の文章は「韓國(guó)映畫(huà)を救う根本的な策は、やはり映畫(huà)の質(zhì)を高め、內(nèi)容で勝負(fù)することにある」との見(jiàn)方を示している。（翻訳?編集/北田）