2023年4月25日、中國(guó)のスポーツメディア?直播吧によると、先日引退を発表したサッカー元中國(guó)代表FW楊旭（ヤン?シュー）氏が「日本のユース體系は、アジア選手にマッチしている」と語(yǔ)った。

記事によると、今月11日に引退を表明したばかりの楊氏は今後について「サッカーに関連する仕事をする。ユース育成と教育にとても関心を持っている」と語(yǔ)った上で、現(xiàn)在日本に滯在している長(zhǎng)男が7月にJリーグのユースクラブに入ることを明らかにした。楊氏は「サッカーをする子を持つ親御さんたちの參考になればと思う。大それたことを言うつもりはないが、ユース育成という點(diǎn)で意義のあることだと思う」と語(yǔ)ったという。

また、わが子を歐州ではなく日本に送り出して成長(zhǎng)を期する理由については「5年の時(shí)間をかけ、現(xiàn)役時(shí)の経験や感じたこと、現(xiàn)地での視察、歐州と日本のユース育成システムや指導(dǎo)內(nèi)容を真剣に比較した結(jié)果、日本のユース育成がアジアの選手にはより適しているとの認(rèn)識(shí)に至った」と述べ、基礎(chǔ)をしっかり身につけることを重點(diǎn)とした日本の育成システムを経てこそ、その後、最高水準(zhǔn)の歐州に行って才能を開(kāi)花させるチャンスを得ることができるとの考えを示した。

さらに、楊氏は日本サッカーについて、アジアの中でも特にユーラシアのサッカー文化研究に力を入れていると述べ、人種の違いや指導(dǎo)方法の違いによって生じる成果の違いを?qū)Wぶとともに、相手の強(qiáng)さだけでなく自らの至らなさを把握した上で、その差を縮め、やがては追い抜いていく方法について理解をしているとも評(píng)し、「日本は今學(xué)び、追いつく所まで來(lái)た。そして今は追い抜こうと努力しているのだ」と語(yǔ)った。

楊氏は昨年末から今年初めにかけて日本に滯在し、長(zhǎng)男とトレーニングを行ったり全國(guó)高校サッカー選手権を見(jiàn)學(xué)したりしたという。記事によると楊氏は日本滯在時(shí)に「中國(guó)サッカーは成績(jī)を追い求める一方で、サッカーの楽しみや基本的な部分をないがしろにしているのでは」と強(qiáng)く感じたとのことで、「日本のグラウンドで見(jiàn)えたのは、単なる勝ち負(fù)けにとどまらない、楽しさ、友情、団結(jié)だった」と語(yǔ)っている。トレーニング施設(shè)などのハード面ばかりを充実させるのではなく、サッカーを通じて一人の人間として成長(zhǎng)できるようなソフト面が充実したユース育成環(huán)境づくりの必要性を認(rèn)識(shí)したようだ。（翻訳?編集/川尻）