日本で中國籍の男が死亡事故、中國ネットでは「免許」に疑問の聲＝「日本で運(yùn)転できないはず…」

岐阜県下呂市で中國籍の男が起こした自動(dòng)車事故をめぐり、中國のネット上で運(yùn)転免許証に関する疑問が提起されている。

今月14日に下呂市の國道41號(hào)で発生した自動(dòng)車同士が正面衝突した事故で、警察はセンターラインをはみ出して運(yùn)転したとして中國籍の男（44）を過失運(yùn)転致死の容疑で逮捕した。この事故では、対向車に乗っていた70代の女性2人が死亡。中國籍の男とその家族らもけがをした。男の車はレンタカーで、観光のために運(yùn)転していたと報(bào)じられている。

事故をめぐり、在日中國人のネットユーザーからは「驚いた。日本のような優(yōu)れた交通環(huán)境でも事故を起こすのか」といった聲や、「國內(nèi)は左ハンドル、日本は右ハンドル。観光で（日本に）來る人は本當(dāng)に自分で運(yùn)転しないでほしい。注意していないと運(yùn)転しているうちに逆走してしまう。私も中國に帰った時(shí)にやったことがある。それ以來怖くて中國では運(yùn)転していない」といった聲が上がっている。

また、中國版ツイッター?微博（ウェイボー）のあるブロガーは「この運(yùn)転者はどんな免許を所持していたのか。中國本土の免許しか持っていなければ日本で運(yùn)転することはできない。他の國や地域の免許証を持っていて、國際運(yùn)転免許証（IDP）を申請(qǐng)したのだろうか？」と疑問を投稿した。

中國本土で発行されている運(yùn)転免許証やIDPでは、日本で運(yùn)転することはできない。ただ、香港とマカオはジュネーブ條約に加盟しているため、「中國籍」でも日本で有効なIDPを取得することが可能だ。なお、臺(tái)灣は個(gè)別に合意しているため翻訳文の添付などで免許証を有効にすることができる。

この投稿に他のユーザーからは「中國の免許証に翻訳文を添付しただけでは日本で車をレンタルできない。おそらく香港やマカオの人か、あるいは中國本土人で（日本で有効な）IDPを持っている人か」「中國人は香港で運(yùn)転免許を取れる。そして、香港の免許は（日本で有効な）IDPを申請(qǐng)できる」「（韓國の）済州島でIDPを取れる。また、以前香港でIDPを取得したという人もいた」「日本で運(yùn)転できる免許は済州島で取れる。済州島のビザ免除政策で大勢の中國人が免許を取りに行っている」など、當(dāng)事者が香港かマカオの人、あるいは香港や韓國で日本で有効な免許証を取得した可能性を指摘する聲が上がった。

このほか、「私はオーストラリアに住んでいるが、中國のパスポートと（オーストラリアで取得した）IDPで日本でレンタカーを借りられた」という聲もあった。

今回の事故の當(dāng)事者がどのような免許を所持していたかは明らかになっていないが、日本では2017～18年、不正なルートで入手、あるいは偽造したIDPを使って日本で運(yùn)転する中國人が相次いで問題になり、逮捕者が続出した。（翻訳?編集/北田）