2023年4月6日、中國新聞網(wǎng)は、過去の給料未払い問題が解決できなかった中國のプロサッカークラブ7チームが、登録資格を失ったと報(bào)じた。

記事は、中國サッカー協(xié)會(huì)が6日、武漢長江サッカークラブ、広州城サッカークラブ、河北サッカークラブ、陝西長安競技サッカークラブ、北京北體大サッカークラブ、淄博蹴鞠サッカークラブ、新疆天山雪豹サッカークラブの登録資格を取り消す発表を行ったと紹介。同協(xié)會(huì)は2月15日、昨シーズン以前に発生した給料未払い問題を全て一定期間內(nèi)に解決するよう求める通知を出しており、これらの7クラブは期限內(nèi)に問題が解決できなかったと伝えている。

そして、7クラブの多くが「金満サッカー」時(shí)代の負(fù)債問題を解決できなかったことによる「無念の退場」であると説明し、その最たる例として河北サッカークラブの例を挙げている。記事によれば河北サッカークラブは昨季給料未払い問題の影響によりユースチームがスーパーリーグ（1部リーグ）に參戦、2勝32敗という歴史的な大敗を喫した上、給料未払い問題によって勝ち點(diǎn)が差し引かれるペナルティを受け、シーズン通算勝ち點(diǎn)が「マイナス3」という前代未聞の不名譽(yù)な成績を殘した。

また、広州城サッカークラブは広州汽車集団などによる國有資本連合體が昨年経営を引き継いだものの、前身である広州富力時(shí)代に殘した債務(wù)について負(fù)擔(dān)しない方針のため、敢えなく資格取り消しの対象になったようだ。

記事は「金満サッカーの荒波を経て優(yōu)勝劣敗による淘汰が起こるのは正常な現(xiàn)象であり、プロクラブが痛みを伴うのは避けられない。ここ數(shù)年中國サッカー界にやってくる『寒の戻り』を経て、中國のプロサッカー世界に成長の春がやってくることを望む」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/川尻）