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日本と同じように臺灣でも卵不足が深刻になっている。
日本と同じように臺灣でも卵不足が深刻になっている。人気の観光夜市、寧夏夜市にある蚵仔煎(オアーチェン:牡蠣入りお好み焼き)が名物の40年続く屋臺では、卵を仕入れていた養(yǎng)鶏場で鳥インフルエンザが発生し、全ての卵用鶏が殺処分されたため、卵の仕入れができなくなり、無期限で卵使用のメニューを提供停止し、名物の蚵仔煎には卵を加えずに提供する可能性があると発表した。ネット上では「卵の入っていない蚵仔煎なんて信じられない」と驚きの聲が上がった。
その他にも、日本から進(jìn)出した牛丼チェーンも卵メニューの休止を発表。卵を多く使用する朝食店は休業(yè)を発表する店も出てきた。卵の価格は大幅に値上がりしており、1斤(600g)當(dāng)たりの卸売価格は52~55臺灣ドル(約230~240円)となり、歴代最高値を更新した。
臺灣を訪れたことがある人なら分かると思うが、蚵仔煎や蛋餅などの朝食の定番メニュー、チャーハン、炒め物など、臺灣の食生活の多くの場面で卵は必要不可欠の存在だ。
一連の卵パニックは臺灣以外でも発生しており、2022年に世界的に流行した鳥インフルエンザが大きな原因のひとつと言われている。2022年から今年2月の時(shí)點(diǎn)で、世界で5700件以上の鳥インフルエンザが発生しているのだ。臺灣でも同時(shí)期に72件発生しており、うち15件が卵用の鶏卵場で発生したもので、22萬羽が殺処分されている。
餌の高騰も原因のひとつで、ウクライナ侵攻以降に國際的な物価高が起きたことで鶏の餌の価格も値上がりし、2021年には1kg11臺灣ドル(約48円)だった飼料がこの2年で17臺灣ドル(約75円)に値上がりしている。
さらに、今回の冬が例年まれに見る寒さだったことから、卵の生産率にも影響しているようだ。鶏が卵を生むのに適した気溫は13?24度。臺灣でも寒い日が続いたため、卵を生む確率も減り、鶏の飼育にも影響した。
政府は現(xiàn)在、オーストラリアなどの海外から卵を輸入し、今回の卵不足に対応している。新型コロナや異常気象、戦爭が人々の暮らしに大きな影響を與えている。人々が少しでも安定した生活を送れるよう願(yuàn)ってやまない。(提供/フライメディア)
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