中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は21日、サッカーのイングランド?プレミアリーグで活躍するトッテナム所屬の韓國(guó)代表FWソン?フンミン（30）について、「チーム史上2位の記録を打ち立てた彼でさえ、差別から逃れることはできないようだ」と報(bào)じた。

19日に行われたプレミアリーグ第24節(jié)のウエストハム戦に途中出場(chǎng)したソンは、出場(chǎng)から4分後にゴールを挙げ、チームの2-0の勝利に貢獻(xiàn)。ソンのトッテナムでのゴール數(shù)は98となり、シェリンガム氏の97ゴールを抜き、チーム史上2位となった。

しかし記事は、「これでもなお英國(guó)のファンには認(rèn)められていないようだ」とし、試合後にソンに対してSNS上で人種差別的な中傷が投稿されたことを紹介した。トッテナムは「ソンへの罵倒を確認(rèn)しており、このような行為は非難されるべきだ。われわれはソンと共にある。SNS各社と當(dāng)局に強(qiáng)力な措置を取るよう呼び掛ける」と表明した。

韓國(guó)メディア「OSEN」は「スポーツに限らず、人種差別はどこであろうとあってはならないことだ」とし、ファンからは人種差別を行った人への明確な処罰を求める聲が上がっていると伝えた。

また、ソンが人種差別を受けるのは今回が初めてではないとし、2022年8月にソンに対して釣り目ポーズをしたチェルシーのファンがスタジアムへの入場(chǎng)を無(wú)期限禁止されたこと、21年4月にマンチェスター?ユナイテッドのファンらがSNS上でソンへの人種差別を書(shū)き込み現(xiàn)地警察が捜査に乗り出したこと、18年のウエストハム戦でソンへの人種差別行為を行ったファンに184ポンド（約3萬(wàn)円）の罰金が科されたことを伝えている。

なお、イングランドサッカー協(xié)會(huì)（FA）は今回のソンへの人種差別について「強(qiáng)く糾弾する」とし、全面的に支援することを表明している。（翻訳?編集/北田）