2023年1月12日、仏國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、スウェーデンで歐州最大のレアアース鉱床が見つかったと報(bào)じた。

記事によると、スウェーデンの鉱業(yè)會(huì)社ルオッサヴァーラ＝キルナヴァーラ（LKAB）が12日、同國北部にある鉄鉱石生産地域付近の深さ540メートルの地下に、既知のものとしては歐州最大規(guī)模となる約100萬トンのレアアース酸化物鉱産資源を発見したことを明らかにした。同社のヤン?モストロームCEOはこの発見について、同社や鉱床の見つかった地域、同國國民だけでなく、歐州や歐州の気候変動(dòng)にとってもグッドニュースだとコメントしたという。

記事は、レアアースは電気自動(dòng)車、風(fēng)力発電用タービンといったエネルギー関連産業(yè)、コンピューター、スマートフォンなどのデジタル産業(yè)製品を生産する上で非常に重要な材料であり、現(xiàn)在中國が世界の約90％以上のレアアースを精製していると説明。歐州では現(xiàn)在、中國へのレアアース依存、ロシアへの天然ガス依存など重要な原材料やエネルギーの著しい依存狀態(tài)から脫卻すべく、歐州本土における鉱産資源の探査、採掘に力を入れていると紹介した。

その上で、同社が「新たなレアアース鉱床はエネルギーやハイテク分野向けに重要な原材料を提供するとともに、工業(yè)のクリーン化を?qū)g現(xiàn)する上でも重要な意味を持つ」との見解を示し、年內(nèi)にも採掘の申請(qǐng)を行う予定だとする一方で、実際にレアアースの生産に至るまでにはさらに10?15年の時(shí)間がかかる見込みだとしている。（翻訳?編集/川尻）