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2021年の東京五輪男子重量挙げ81キロ級で金メダルを獲得するなど活躍した中國の呂小軍にドーピング違反があったとして、暫定的な資格停止処分が科された。
2021年の東京五輪男子重量挙げ81キロ級で金メダルを獲得するなど活躍した中國の呂小軍(リュー?シアオジュン)にドーピング違反があったとして、暫定的な資格停止処分が科された。
中國のスポーツメディア?網(wǎng)易體育によると、処分はドーピングの國際検査機(jī)関(ITA)が22日に発表したもの。10月30日の試合外のドーピング検査で採取された呂の検體からエリスロポエチンが検出された。
エリスロポエチンは貧血の治療などに用いられ、赤血球の生成を刺激し、酸素を運(yùn)ぶ能力を高めることで持久力とパフォーマンスを高めるとされる。世界アンチドーピング機(jī)構(gòu)(WADA)の禁止物質(zhì)リストに含まれており、試合期間中と試合外の両方で使用が禁止されている。
中國のネットユーザーからは「何何?どういうこと?」「信じられない」「彼にドーピングなんて必要ない。何かの間違いじゃないか」「きっとうっかり摂取してしまったのだろう」など困惑する聲が上がる一方で、「また西側(cè)の陰謀でしょ!」「(競技で)勝てないと分かると陥れる。西側(cè)の一貫したやり方だ」との聲も。
また、「アメリカ人選手はみんな薬を飲んでいるが検査機(jī)関は指摘する勇気がないだけ」「選手はみんな何かしらの薬は飲んでいる。たまたま引っかかっただけで大きな問題じゃない」といった聲がある一方、「中國の重量挙げチームのドーピング問題は何度目だよ。汚すぎる」「擁護(hù)する必要はないだろう。間違いがあったのなら認(rèn)めて改めればいい」と指摘する聲も出ている。
なお、呂は聲明で「非常にショックを受けた。私は各種規(guī)定を厳格に守ってきた。スポーツの価値はフェアプレーにあると思っているし、ドーピングをはじめとする不正行為には斷固反対している」とし、「私はこれまでほぼすべての栄譽(yù)を勝ち取っており、愛する重量挙げ人生の晩年に禁止薬物を使用する理由はない。問題の原因を突きとめ、身の潔白を明らかにしたい」としている。
呂は1984年7月27日生まれの38歳。重量挙げで圧倒的な強(qiáng)さを誇り、ロンドン五輪、リオデジャネイロ五輪、東京五輪と3大會連続で金メダルを獲得している。(翻訳?編集/北田)
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