2022年11月22日、中國メディアの參考消息網(wǎng)は、臺(tái)灣積體電路製造（TSMC）の創(chuàng)業(yè)者の張忠謀（モリス?チャン）氏が米國西部のアリゾナ州に最先端の回路線幅3ナノメートルの新しい半導(dǎo)體工場を建設(shè)する計(jì)畫があることを認(rèn)めたと伝えた。

記事は初めに、21日に臺(tái)北市の総統(tǒng)府で開かれたアジア太平洋経済協(xié)力會(huì)議（APEC）首脳會(huì)議代表団の帰國記者會(huì)見における張氏の発言を紹介した。タイ?バンコクで開かれたAPEC首脳會(huì)議に臺(tái)灣代表として參加していた張氏は、TSMCが米アリゾナ州で建設(shè)中の5ナノメートルの工場について「米國では最先端だが、臺(tái)灣にある3ナノメートルの工場よりは1世代遅れている」と紹介し、報(bào)道陣から米アリゾナ州での3ナノメートル型工場建設(shè)の可能性について質(zhì)問された際、「5ナノの後だ」と回答した。

続いて記事はTSMCの新工場計(jì)畫について、米メディアのウォールストリート?ジャーナルの9日付の報(bào)道を引用し、「関係者の情報(bào)として、TSMCは米アリゾナ州の工場拡張に向けて、大規(guī)模な投資を計(jì)畫している」「投資規(guī)模は20年に同工場建設(shè)に投じた120億ドル（約1兆6955億円）と同程度になる見込み」「業(yè)務(wù)効率や経済コストを考慮した上で現(xiàn)在建設(shè)中の工場の生産能力やコストパフォーマンスを高める目的」「米國の5ナノメートル型工場は24年の生産開始を目指している」と説明し、「9日の時(shí)點(diǎn)で明らかになっていなかった3ナノメートル工場の計(jì)畫を、張氏が今回初めて認(rèn)めた」と伝えた。

記事は最後に米國で今年8月に成立した「國內(nèi)半導(dǎo)體産業(yè)支援法案」に言及し、「TSMCは米國の誘いに乗り、まるでアリの巣が引っ越すように工場や資源を米國に送っている」「米國が臺(tái)灣を守る理由はTSMCの存在を抜きにしては語れない。いわばTSMCは『護(hù)國の神山』だが、その高さはあとどれだけ殘っているのか。計(jì)っている人はいるのだろうか？」「もし『護(hù)國の神山』が掘りつくされたら、臺(tái)灣には何が殘るのだろう」「米軍機(jī)は臺(tái)灣から、グリーンカードや身分証、労働許可証付きで現(xiàn)地入りする沢山の『花婿』たちを運(yùn)んでいる。ブームが去れば、真相は明らかになる」と述べた。（翻訳?編集/原邦之）