2022年9月17日、獨(dú)國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレの中國(guó)語(yǔ)版サイトは、ロシアの天然ガスが中國(guó)を経由して歐州に輸出されていると報(bào)じた。

記事は、今年に入って中國(guó)のエネルギー企業(yè)が國(guó)際市場(chǎng)ですでに400萬(wàn)トンの液化天然ガス（LNG）を販売しており、歐州が今年上半期に消費(fèi)した天然ガスの7％前後に相當(dāng)すると紹介。中國(guó)の九豊集団（JOVOグループ）が「すでに歐州向けに総額1億ドル（約143億円）のLNGを売った」とコメントし、中國(guó)石油化工も約315萬(wàn)トンのLNGを販売したとしている。

そして、米ライス大學(xué)のエネルギー?専門(mén)家であるアンナ?ミクルスカ氏が「歐州が中國(guó)から購(gòu)入するLNGに、ロシアからやってきたものが混ざっていることは間違いない。私は、何らかの規(guī)定がロシア産エネルギーを規(guī)制できると信じていない。中國(guó)からL(zhǎng)NGを買(mǎi)わなければ、歐州では今冬に深刻な天然ガス不足に見(jiàn)舞われる可能性がある。現(xiàn)狀、ロシアではなく中國(guó)が利益を得ている狀況だ」と語(yǔ)ったことを紹介した。

また、ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、中國(guó)がロシアからのエネルギー輸入を大きく増やしており、輸入額が1年前の200億ドル（約2兆9000億円）から350億ドル（約4兆9000億円）にまで増えていると指摘。ロシアもエネルギー計(jì)畫(huà)で対中輸出増加を掲げており、「ロシアも、歐州連合（EU）による依存が弱まる中で供給先の多様化を?qū)g現(xiàn)する必要があることをはっきり認(rèn)識(shí)している」とした。

一方で、専門(mén)家からは「歐州は中國(guó)のサプライヤーによってエネルギー不足分を補(bǔ)填（ほてん）できると考えてはならない。ロシアや他の國(guó)に比べて、中國(guó)が歐州に輸出できる天然ガスの総量には限りがあるからだ。しかも、中國(guó)の経済活動(dòng)が回復(fù)すれば、歐州は一層高い価格で中國(guó)から天然ガスを購(gòu)入せざるを得なくなる」との警告も出ていると紹介。ミクルスカ氏が「中國(guó)とロシアの協(xié)力に伴って、両國(guó)が一緒になって世界のエネルギー市場(chǎng)を操縦する可能性がある。歐州は供給先の問(wèn)題をなんとかしなければ根本的な問(wèn)題解決にならないが、それは決して簡(jiǎn)単ではなく、今冬には解決できないだろう」と述べたことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）