中國メディアの參考消息は7日、米紙ボストン?グローブ（電子版）に「偉大な指導(dǎo)者の不在で西側(cè)は再起不能になっている」とする記事が掲載されたと報じた。以下は參考消息が紹介した記事の概要。

現(xiàn)在のこの激動する歴史的な時において、西側(cè)諸國の指導(dǎo)者の資質(zhì)は過去數(shù)世代の指導(dǎo)者に及んでいない。指導(dǎo)者の資質(zhì)の低下は明らかな影響をもたらしており、巧みな外交で避けられたかもしれない戦爭が今、ウクライナで猛威を振るっている?！弗哎愆`バル?サウス」の國々は米國とその同盟國が押し付けようとする「ルールに基づく國際秩序」から遠(yuǎn)ざかりつつあり、それと同時に「これは米國とその同盟國が西側(cè)の権力を固めるための隠れみのだ」と指摘する。かつて冷戦終結(jié)早々、西側(cè)を団結(jié)させたビジョンは今、崩れつつある。経済制裁と軍事力を継続的に運用する以外、西側(cè)には筋道の通ったいかなる戦略もない。

ジョンソン氏が3年間の災(zāi)難的執(zhí)政の後に辭任を発表して以來、英國に事実上あったのは暫定內(nèi)閣だ。ドイツはショルツ首相が率いる3黨連立政権だ。フランスには強力なマクロン大統(tǒng)領(lǐng)がいるが、有権者は今夏、マクロン氏のライバルらがコントロールする議會を選出することで彼に圧力をかけた。米國のバイデン大統(tǒng)領(lǐng)は間もなく80歳を迎える。バイデン氏の主なライバルのトランプ氏は感情をあおるのに長けた政治家で、治國の道に対する基本的な識別すら欠けている。

過去はそうではなかった。英國はウィルソン氏、サッチャー氏という大物を生んだ。人々がその政策をどう見ようとも、2人は一貫した世界観を持つコンダクター的な人物だ。フランスはドゴール氏からポンピドゥー、ミッテラン、シラク各氏に至るまでさらに良くやったと言える。ドイツは幸運にもブラント、コール、メルケル各氏を擁した。米國にも以前、オバマ氏が現(xiàn)れた。今、こうした國々で彼らに対応できる人物を探しても無駄だ。

過去を懐かしむ気持ちは99歳の外交政策の長老、キッシンジャー氏の異例の復(fù)帰に寄與した。キッシンジャー氏の新著は彼が敬意を払う世界的指導(dǎo)者への評価を行っている。彼が出した結(jié)論によると、リーダーシップには三つの資質(zhì)、つまり「先見性を奮い立たせ、維持する能力、今の感情に巻き込まれることに抗う能力、一種の歴史意識」が必要だ?，F(xiàn)在の西側(cè)の指導(dǎo)者らにこれらの資質(zhì)を探してみよう。（翻訳?編集/野谷）