中國紙?環(huán)球時報は20日、韓國?ソウル新聞の19日付報道を引用する形で、中國はもはや韓國の「輸出の家庭菜園」ではないとする記事を掲載した。

記事によると、韓國の対中貿(mào)易収支は、今年5、6月に続き7月も赤字を記録した。3カ月連続赤字は、韓國の経済成長にとって大きな動力となった1992年の中國との國交正?；詠怼⒊酩幛皮?、「中國イコール輸出の家庭菜園」という公式はもう過去のものとなっている。

韓中貿(mào)易はこれまで、韓國が輸出した中間財を中國が加工して全世界に販売する分業(yè)構(gòu)造だった。だが、中國が「中國製造2025」などの産業(yè)政策を推進(jìn)するにつれ、ディスプレーやスマートフォン、電気自動車（EV）、バッテリーなど韓國が「相対的競爭優(yōu)位」にあった分野で今や最大の競爭相手となっている。中國は西側(cè)の「説教」に耳を傾けず、核心技術(shù)の國産化と獨自サプライチェーンの構(gòu)築を急いでいる。韓國が強(qiáng)みを持つ分野はもう半導(dǎo)體一つだけという評価も出ている。

韓國の対中貿(mào)易収支が3カ月連続で赤字を記録したのは衝撃の始まりにすぎない。エコノミストによると、韓中間の貿(mào)易構(gòu)造の変化に関する信號は新型コロナのパンデミック前にも出ていたが、米中紛爭の激化やロシア?ウクライナ戦爭によるサプライチェーンの崩壊などの変數(shù)が増えたことにより、さらに加速している。

韓國?現(xiàn)代経済研究院グローバル経済チーム長のハン?ジェジン氏によると、半導(dǎo)體やバッテリーなど、韓國が技術(shù)優(yōu)位性を保っている主力産業(yè)への研究開発（R&D）投資を拡大し、競爭力を高めなければ、危機(jī)はすぐにやってくる。米國と中國の間で技術(shù)的にウィンウィンできる方法を模索する必要がある。

韓國貿(mào)易協(xié)會國際貿(mào)易通商研究院の研究員、ホン?ジサン氏は、「対中輸出の減少は全世界への輸出の減少につながるだけに、輸出市場の多様化が急務(wù)だ。中國現(xiàn)地の狀況の変化に弾力的に対応するカスタマイズされた輸出マーケティング戦略も強(qiáng)化しなければならない」と述べている。（翻訳?編集/柳川）