2022年8月7日、韓國メディア?韓國経済は「液化天然ガス（LNG）備蓄量がほぼ底をつくレベルまで減っており、この冬の10日分の需要量（最高需要基準(zhǔn)）にも満たず、ブラックアウト（大規(guī)模停電）の危機(jī)が懸念される」と伝えた。

記事によると、2日現(xiàn)在の韓國ガス公社のLNG備蓄量は137萬トンまで減少しており、総貯蔵容量（557萬トン ）の25％にも屆かないという。同社のある関係者は「LNGの在庫は事実上、底をついている。この冬、LNG不足による大災(zāi)害があってもおかしくない」と話す。こうした狀況は、需要増と供給不足が重なった結(jié)果だという。今年は気溫変動が予想よりも大きく、國內(nèi)電力需要が増加した。ロシアによるウクライナ侵攻でLNG導(dǎo)入競爭が激化し、6月に米テキサスのLNG製造施設(shè)で大規(guī)?；馂?zāi)が発生したことも世界的なLNG供給難を拡大させた。

ガス公社は最近、LNG需給現(xiàn)況の點検會議を開き、今年の導(dǎo)入量を3883萬トンから4125萬トンに増やした。事実上、LNG需要の予測に失敗したことを認(rèn)めた形だと、記事は指摘している。導(dǎo)入不足分と追加需要増加分を合わせて957萬トンのLNGを追加購入しなければ、國內(nèi)の需給に追いつかないと、産業(yè)通商資源部に報告したという。

ただ、LNG価格が急騰している上、歐州との導(dǎo)入競爭が激化しており、追加分の確保は容易ではないと指摘される。エネルギー業(yè)界関係者は「國家的なエネルギー危機(jī)だ」「今からLNG物量確保に全力を集中しないと、最悪の狀況を防ぐことはできない」と懸念を示している。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「25％まで落ちた今ごろになって言いだすなんて、今まで何をしてたのか。需要予測もまともにできないのか？」「ブラックアウトだなんて恐ろしい。家庭だけじゃなく金融システムなど産業(yè)界の混亂と損失をどうする気だ」「公務(wù)員たちは一體何を考えているのか。今年の春は尿素水不足で大騒ぎになったのに、今度はガスだなんて」「ガス公社の社長以下、擔(dān)當(dāng)者を本物の専門家に変えるべき。公企業(yè)なのに天下りしてきた政治家だらけじゃないか」など、怒りの聲が殺到している。

また、「文在寅（ムン?ジェイン）前大統(tǒng)領(lǐng)は原発をなくし、ロシアのガスを北朝鮮経由で導(dǎo)入しようとしていた。天下一の無能だな」「文前大統(tǒng)領(lǐng)が太陽光発電をすると言って5年間大騒ぎしたせいで、今このざまだ」「太陽光発電はどうなった？」「太陽熱で何とかなるんじゃなかったのかよ。失われた5年だ」など、「責(zé)任は文在寅政権にある」と指摘する聲も多數(shù)寄せられている。（翻訳?編集/麻江）