華字メディアの日本華僑報(bào)網(wǎng)は27日、「不景気と言われているが、東京の街角にこんなにラーメン店が増えたのはなぜか」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

最近、通りに多くのラーメン店ができている。なじみのブランドが次々出店し、東京ラーメン合戦ののろしは熱さを増した。

先ごろ、日本の有名な信用調(diào)査會(huì)社、東京商工リサーチが日本のラーメン店の倒産狀況に関する調(diào)査を行った。それによると、2021年度の倒産件數(shù)は22件で、20年度の36件から約38％減った。それと同時(shí)に、21年度は過(guò)去10年間で倒産件數(shù)が最も少ない年となった。

調(diào)査結(jié)果は多くの人の予想と異なるかもしれない。かつてにぎわっていた商店街で空になった店舗を見(jiàn)ていると、「感染狀況はますます緊迫し、日本経済に全面的な影響を生んでいるのに、ラーメン店はどうやってこれに逆行したのか」という疑問(wèn)を抱かずにはいられない。

東京商工リサーチによると、ラーメン店が新型コロナを乗り越えられた理由には次のようなものがある。一つ目は政府が経営者に無(wú)擔(dān)保、無(wú)利子で提供する融資サービス、二つ目は政府が経営者に提供する雇用調(diào)整助成金、三つ目は政府による持続化協(xié)力金政策だ。この他、持ち帰りに適した商品の開(kāi)発、出前プラットフォームへのタイムリーな參入で他のマーケティングルートを開(kāi)拓したことも経営者に少なくないメリットをもたらした。ラーメンと中華料理を提供するある大手ファストフードブランドの責(zé)任者は、ポストコロナ時(shí)代の経営狀況に楽観的な態(tài)度を示している。

有名ブランドのラーメン店がコロナ下で情勢(shì)に逆行して力を盡くすことは日本経済の回復(fù)に希望と原動(dòng)力をもたらす。ただ、感染が徐々に収まった後、政府がこれまで行ってきた支援策や補(bǔ)助金を取り消す可能性に注意が呼び掛けられており、感染縮小後のチャンスをいかにつかみ、客を開(kāi)拓し、顧客の愛(ài)顧度を高めるかはそれぞれの事業(yè)者が試される問(wèn)題だ。（翻訳?編集/野谷）