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24日、澎湃新聞は、江蘇省南京市の寺に日本人の戦犯の位牌が祭られた問題について當(dāng)事者の身元が判明し、すでに身柄が拘束されていることなどが明らかになったと報(bào)じた。
2022年7月24日、中國メディアの澎湃新聞は、江蘇省南京市の寺に日本人の戦犯の位牌が祭られた問題について當(dāng)事者の身元が判明し、すでに身柄が拘束されていることなどが明らかになったと報(bào)じた。
記事は、南京市共産黨委員會(huì)と南京市政府による調(diào)査グループが24日に発表した聲明の內(nèi)容を紹介している。聲明の概要は以下の通りだ。
調(diào)査の結(jié)果、南京市玄武區(qū)にある玄奘寺に日本軍の戦犯の位牌を奉納した者は1990年生まれの女であることが判明した。女は2009年に北京の醫(yī)學(xué)系大學(xué)に入學(xué)し、13年に南京市の病院に看護(hù)師として就職、19年に退職して五臺(tái)山の某寺にて居士となった。
女は17年12月18日に玄奘寺を訪れ、松井石根、谷壽夫、野田毅、田中軍吉、向井敏明および華群(ミニー?ヴォートリン、南京事件前後に現(xiàn)地で活動(dòng)していた米國人宣教師)の6人の位牌奉納を求めた。當(dāng)直の僧侶(中學(xué)中退)は女に対し「奉納する6人は親族か友人か」と尋ね、女は「友人だ」とうそをついた。女は1人當(dāng)たり年間100元の奉納料を5年分、計(jì)3000元支払い、位牌には「2018?2022」と奉納期間が明記された。
18年末、玄奘寺では地蔵殿の修繕が始まり、位牌は一旦すべて撤去されたが、21年に修繕が完了すると位牌は元の位置に戻された。今年2月末、別の女性信者が地蔵殿で自ら奉納した位牌を探し、2人の僧侶と數(shù)人の観光客が協(xié)力して位牌探しを行っていたところ、戦犯の位牌が見つかり、観光客が位牌の寫真を撮影した。僧侶は直ちに戦犯らの位牌を撤去し、住職は観光客らに対して口止めを行った上、當(dāng)局に報(bào)告を行わなかった。そして7月21日、観光客が寫真をSNSに公開して拡散し、社會(huì)の注目を集めるに至った。
女の供述によれば、南京にやってきた後、日本軍による暴虐行為を知ったことで心を病み、長い間悪夢にうなされるようになったという。やがて仏教に出會(huì)い5人の戦犯の位牌を奉納することで救済されると考えるようになった。また、南京大虐殺の中で善行を積んだミニー?ヴォートリンがその時(shí)のストレスにより帰國後に自殺したと知り、位牌の奉納により解脫を手助けしたいとも考えたとのことである。女は17年3月以降不眠、焦燥といった癥狀を覚えるようになり、3度病院で診察を受けるとともに、睡眠薬を服用していたことが調(diào)査によって明らかになっている。
女が自らの誤った認(rèn)識(shí)と私利私欲の動(dòng)機(jī)により、日本軍の戦犯であると知りながら5人の位牌を奉納したことは、仏教の勧善懲悪の教義に著しく反するのみならず、公共の秩序を著しく破壊し、民族的感情を大いに傷つけ、社會(huì)に悪影響を生んだ。公序良俗を亂して騒動(dòng)を引き起こした容疑により女はすでに公安機(jī)関により刑事拘留を受けている。
また、南京市宗教事務(wù)管理當(dāng)局は玄奘寺に対して調(diào)査を?qū)g施し、事実を隠蔽(いんぺい)した住職について寺の責(zé)任者の職務(wù)を解くとともに市仏教協(xié)會(huì)副會(huì)長の職務(wù)を罷免した。また、市宗教管理局の共産黨委員會(huì)書記兼局長を訓(xùn)戒処分、副局長を免職処分としたほか、南京市や玄武區(qū)の宗教管理局関係者に対して免職、警告の処分を下した。(翻訳?編集/川尻)
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