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5月28日から中國で上映されている映畫「ドラえもん のび太の宇宙小戦爭2021」について、中國メディアが酷評する論評を掲載。ネットユーザーから反発の聲が上がっている。
5月28日から中國で上映されている映畫「ドラえもん のび太の宇宙小戦爭(リトルスターウォーズ)2021」について、中國メディアが酷評する論評を掲載。ネットユーザーから反発の聲が上がっている。
同作は、ドラえもんたち5人がピリカ星から來た大統(tǒng)領(lǐng)「パピ」と知り合い、力を合わせて反亂軍に立ち向かうというストーリー。1985年3月に公開された「ドラえもん のび太の宇宙小戦爭」のリメイク版だ。
中國?江蘇省のメディアの荔枝新聞はこのほど、同作について「こんなに幼稚な作品はもう撮る必要はない」とする論評を掲載した。論評は「子どもに付き添って映畫館に入った保護(hù)者は長く退屈な時(shí)間に耐えなければならなかった」と指摘した。
同じリメイク版でも過去に上映された「STAND BY ME ドラえもん」2作品は、元の作品にさまざまな腳色を加え「多くの大人の観客を感動(dòng)させた」とする一方、「ドラえもん のび太の宇宙小戦爭」については「ストーリーに新鮮味はなく、ドラえもんの最も象徴的な不思議な道具もこの作品では物足りなかった」と指摘?!弗攻猢`ルライトを奪われてうろたえるシーンがあるが、ドラえもんを見たことがある人ならビッグライトがあることにすぐ気づく。これでは、何も知らない子どもをあやすことしかできない」と論じた。
論評は、「ドラえもんがヒットしたのは、登場人物がみんな完ぺきではないところだ。のび太は怠け者、ジャイアンはいじめっ子、スネ夫はいやみ、ドラえもんでさえ未來の世界では落ちこぼれのロボットだ。そんな不完全な子どもたちが団結(jié)して、勇気をもって敵に打ち勝つことがポイントだ。映畫でも『のび太の恐竜』や『のび太のパラレル西遊記』など、殻を打ち破る印象的な作品を生み出している」と評価した。
一方で、作者の藤子?F?不二雄さんがこの世を去って以降、「新たなドラえもんの制作者は畫質(zhì)を一新することしかできず、物語の想像力や精神的な核の部分について継承されていない」と指摘?!附辘蝿霭妞膝丧椁à猡螭问澜缬Qを継承して広げるようなものではなく、単にドラえもんを利用してお金を稼ぐようなものになっている」とし、「創(chuàng)作力が日増しに枯渇していく中で、あとどれほど子どもたちを引き付けられるか。そして、過去數(shù)十年で積み上げてきたオールドファンのことは、全く頭にないようだ」と批判した。
この論評に対して、ネットユーザーからは反発する聲が多く、「メディアがこんな主観に満ちた文章を書くのか?素晴らしいな(皮肉)」「映畫ドラえもんがリメイクされたのはこの作品だけじゃない。より現(xiàn)代社會に合った內(nèi)容にするためであって、あなたが言うようなこと(新しいストーリーを盛り込むこと)が目的じゃない」「あなたこそ、ドラえもんを使って金儲けしているのでは?」「申し訳ありませんが、私はこういう『幼稚』な作品が大好きです。子どもを連れて見に行きます」「あなたはストーリーを理解してますか?この作品は反獨(dú)裁ですよ?」といったコメントが書き込まれている。(翻訳?編集/北田)
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