米國の中國語ニュースサイトの多維新聞によると、ロシアメディアのブズグリャートはこのほど、ウクライナ情勢をめぐるロシアと西側(cè)の経済対立から中國が恩恵を受ける可能性のある10分野について報じた。

まず中國の決済システム「銀聯(lián)（ユニオンペイ）」が受益者になる。米クレジットカード大手ビザとマスターカードがロシア業(yè)務(wù)の停止を発表すると、ロシアの主要な7つの銀行が銀聯(lián)に參加する計畫を発表している。

中國の銀行システムが恩恵を受けることになる。西側(cè)がロシアの銀行向け融資とロシアの資産への投資を拒んだことが中國に機會を與える。

人民元に有利に働く。ドルとユーロへのアクセス制限により、ロシアの中央銀行と各銀行は西側(cè)通貨が不足する。ロシアの銀行、企業(yè)、株式投資家、一般のロシア人は人民元により注意するようになる。

ロシアとの貿(mào)易は歴史的記録を打ち立て続けることになる。

中國の消費財のロシア市場への參入がさらに増える。輸入品の購入に使われるドルとユーロの不足により、中國の衣料品などの消費財はロシア人にとってさらに現(xiàn)実的なものとなる。

中國の自動車メーカーは有利な立場に立つ。

歐州が拒否する全てのロシアのエネルギーと他の原材料を手に入れることができる。

ロシア市場からライバルが退出するため、中國の投資家はより積極的になり、有利な條件でロシア企業(yè)に投資できる。

ロシアの「バイパス」としての中國の役割が勢いを増す。中國は、ロシアが第三者に金を支払うことで必要な西側(cè)の部品を入手するための「仲介者」になれる。

中國の航空會社は有利な立場にある。ロシアが歐州の航空會社に対し、ロシア領(lǐng)空の飛行を禁止したことを受け、乗客は中國の航空會社を含むアジアの航空會社に流れるだろう。（翻訳?編集/柳川）