中國(guó)國(guó)家大劇院（北京市）で11日、2022北京新聞中心主催の「雙奧之城（夏冬両方の五輪開催都市の意）新気象―2022中外媒體北京行」取材イベントが行われ、國(guó)內(nèi)外の記者が北京歌劇舞劇院の大型舞踴劇「五星出東方」を鑑賞した。

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北京演蕓集団が制作したこの舞踴劇は新疆ウイグル自治區(qū)ホータンにあるニヤ遺跡から出土した中國(guó)の國(guó)家一級(jí)文化財(cái)「五星出東方利中國(guó)」錦を題材にしたもので、この漢代の織物は1995年10月、日中共同ニヤ遺跡學(xué)術(shù)調(diào)査隊(duì)のメンバーが墓の中で発見した。大きさは長(zhǎng)さ18．5センチ、幅12．5センチ、表面には「五星出東方利中國(guó)」の文字があり、20世紀(jì)の中國(guó)考古學(xué)における最も偉大な発見の一つとたたえられている。

こうした貴重な創(chuàng)作資源に基づく舞踴劇は、蕓術(shù)化という処理を通じて漢の軍人が精絶古城で北人の首領(lǐng)の子?建特と精絶の首領(lǐng)の娘?春君と一觸即発の狀態(tài)から手を攜えるまで、面識(shí)のない他人から故郷を共に守り、深い友情を築くまでの物語(yǔ)を描く。そして、漢代の中原と西域の文化的特色と美意識(shí)を深く掘り下げて際立たせ、ホータンの文物、服飾、歌舞などの文化要素を異なる時(shí)空と情景に有機(jī)的に組み込んでおり、器楽、歌舞など多元的な蕓術(shù)形式によって貴重な文化財(cái)が持つ重厚な含みが舞臺(tái)上で生き生きと表現(xiàn)されている。

作品の総合ディレクターを務(wù)める王舸（ワン?ガー）氏は創(chuàng)作の中で型破りな構(gòu)想、アレンジを採(cǎi)用したといい、劇の進(jìn)行については「文化の衝突と融合が人と人とのやり取りによって表現(xiàn)される。長(zhǎng)いが飽くことのないセリフ、ユーモアという方法で役柄を表し、ストーリーが語(yǔ)られる」と紹介した。

「五星出東方」の初演は先月28日に上海文化広場(chǎng)で行われ、観客はその壯大な美に大きな拍手を送った。今年は中國(guó)の十?dāng)?shù)都市で50回の公演が予定されており、「五星出東方利中國(guó)」錦の発掘に攜った浄土宗僧侶で日中理解実踐家の小島康譽(yù)氏は「五星出東方」がザクロの実のような団結(jié)をテーマとしていることに言及し、海外記者が観劇したとのニュースを多數(shù)の中國(guó)ネットで見て大変喜んでいるとコメント。キジル千仏洞修復(fù)保存活動(dòng)をきっかけに小島氏らの日中共同ニヤ遺跡學(xué)術(shù)調(diào)査が始まったのは1988年、調(diào)査開始から7年目に西域と中原王朝との密接な関係を示す「五星出東方利中國(guó)」錦を発見したことなども紹介し、「北京冬季オリンピックに合わせて國(guó)家大劇院で『五星出東方』。ニヤ調(diào)査発起人の一人として、日本側(cè)隊(duì)長(zhǎng)としてうれしいかぎり」「多くのネットが北京公演の報(bào)道で日中共同調(diào)査隊(duì)が 1995年『五星出東方利中國(guó)』 錦を発見したと紹介。『日中共同での発見』と記載されたことは、停滯中の日中関係にあって明るいニュースと捉えています」と喜びを語(yǔ)っている。（編集/野谷）