韓國でも日本と同様に駐留する米軍部隊(duì)內(nèi)で新型コロナウイルス感染者が急増している。事態(tài)を重視した韓國の防疫當(dāng)局は米軍側(cè)と協(xié)議を急ぎ、管理を強(qiáng)化。中國外交部報(bào)道官は日韓などを例に「米軍は（ウイルスをまき散らす）スーパースプレッダーになっている」と批判した。

ハンギョレ新聞によると、中央防疫対策本部のイ?サンウォン疫學(xué)調(diào)査分析団長は10日、定例ブリーフィングで「在韓米軍側(cè)と1月6日に緊急會(huì)議を開き、部隊(duì)內(nèi)での新型コロナ感染者の発生狀況を共有し、防疫の強(qiáng)化と地域社會(huì)への伝播（でんぱ）の最小化のための方策を議論した」と明らかにした。

これは最近の在韓米軍內(nèi)での感染者急増に伴う措置で、昨年12月31日から1月3日までに在韓米軍の新型コロナ感染者は682人増えた。その後も増加している。イ団長は「在韓米軍は在宅勤務(wù)の拡大、部隊(duì)內(nèi)検査の強(qiáng)化、部隊(duì)外での大衆(zhòng)利用施設(shè)自制などを?qū)g施する予定」とし、「韓國政府は在韓米軍部隊(duì)の近隣の地域住民に対し3回目のワクチン接種を促すなど、地域社會(huì)の防疫管理を強(qiáng)化する」と述べた。

防疫當(dāng)局は流行狀況が安定するまで在韓米軍、疾病管理庁、関連地方自治體間で週1回の定例會(huì)議を通じて進(jìn)行狀況を協(xié)議していく予定だ。韓國の文在寅大統(tǒng)領(lǐng)も「在韓米軍基地と將兵に対する一層徹底した防疫管理のために在韓米軍と緊密に協(xié)力せよ」と指示した。

感染者の急増により、在韓米軍は8日に公衆(zhòng)保健防護(hù)態(tài)勢（HPCON）をブラボー（B）からブラボープラス（B+）にレベルを引き上げた。HPCONは危険度を「アルフ?。ˋ）」から「ブラボー（B）」、「チャーリー（C）」、「デルタ（D）」に區(qū)分している。

HPCONの引き上げにより、部隊(duì)員のソウル訪問は公的業(yè)務(wù)と関連した活動(dòng)に制限。酒場、クラブ、劇場、サウナ、兵営外のスポーツジムなどへの出入りが禁止された。HPCONの指針は在韓米軍の全將兵と民間人職員、家族、契約職員および在韓米軍施設(shè)に出入りするすべての人員に適用される。

沖縄県で米軍基地から新型コロナ感染が拡大していることについて、中國外交部の汪文斌報(bào)道官は定例記者會(huì)見で「米軍はしょっちゅうスーパースプレッダーになっている」と指摘。「世界のコロナ対策に指導(dǎo)力を発揮すると米國が公言していることに対するこの上ない風(fēng)刺だ」とやゆした。 　

さらに汪報(bào)道官は「（沖縄は）個(gè)別案件ではない。韓國やドイツなど多くの場所で駐留米軍が感染を拡大させている。感染対策に治外法権はなく、米國は自らの行為が世界の感染対策に與えたマイナスの影響を自己批判すべきだ」と非難した。（編集/日向）