フランスのフィリップ?セトン駐日大使はこのほど日本記者クラブで記者會(huì)見(jiàn)し、來(lái)年2月の北京冬季五輪への対応について「外交ボイコットは一切視野に入れていない」と否定した。

仏政府としては出席者の調(diào)整をしており、マクロン大統(tǒng)領(lǐng)も記者會(huì)見(jiàn)で「ボイコットという言葉は一切使っていない」と強(qiáng)調(diào)した。

セトン大使は、來(lái)年1～6月に歐州連合（EU）議長(zhǎng)國(guó)を務(wù)めるフランスが五輪をめぐるEUとしての対応を域內(nèi)各國(guó)と協(xié)議していると指摘した上で、マクロン大統(tǒng)領(lǐng)のこの協(xié)議に関する記者會(huì)見(jiàn)での発言を明らかにした。

一方、オーストラリアが今年9月にフランスと潛水艦を共同開(kāi)発する計(jì)畫(huà)を破棄し、米英と安全保障の枠組み「AUKUS（オーカス）」を創(chuàng)設(shè)したことについて、インド太平洋地域における「フランスそしてEUとしての利害関係を全て無(wú)視している」と強(qiáng)く批判。オーストラリアから潛水艦を受注した仏ナガル?グループへの「責(zé)任を果たしてもらいたい」と求めた。

オーカスについて「（世界には）英語(yǔ)圏以外の國(guó)も多數(shù)あり、排他的であってはならない」と不満を重ねて表明した。

來(lái)年１月からフランスが議長(zhǎng)國(guó)となるEUの北京冬季五輪への対応については、ルドリアン仏外相が他の加盟國(guó)と協(xié)議していると説明。「（ＥＵ加盟國(guó)全體の）単一行動(dòng)というよりも、どういう形で調(diào)整できるかについて話をしている」と述べ、各國(guó)別に対応する形になることを示唆した。EU加盟國(guó)ではドイツ、イタリア、ハンガリーなども「外交ボイコット」を否定。ロシア、韓國(guó)、インドなど100カ國(guó)以上が米國(guó)の呼びかけに追従しない方針だ。（八牧浩行）