韓國の樸智元（パク?ジウォン）國家情報(bào)院長が、尿素水の不足問題について謝罪した。11月23日、韓國メディア?毎日経済が報(bào)じた。

記事によると23日、韓國與黨「共に民主黨」の金炳基（キム?ビョンギ）議員は、樸院長が國會(huì)情報(bào)委員會(huì)の全體會(huì)議に出席し、「現(xiàn)地の情報(bào)官から報(bào)告を受けていたものの、斷片的な情報(bào)と認(rèn)識(shí)して深刻性を見落とし、尿素水問題への対応が遅れた」と述べ、謝罪したと語った。情報(bào)官の派遣國は「中國」であり、報(bào)告時(shí)點(diǎn)については「中國が予告をした頃」とのこと。政府の説明では中國は10月11日に尿素水の輸出前検査を義務(wù)化すると公表し、同月15日から実施したとされるため、その辺りだとみられている。

記事は、「國家情報(bào)院の國內(nèi)における情報(bào)収集権を奪ったことが情報(bào)機(jī)関としての競爭力が低下した原因という分析も上がっている」と報(bào)道。全玉鉉（チョン?オクヒョン）元國家情報(bào)院第1次長も、「もし産業(yè)通商資源部に出入する情報(bào)官がいれば韓國內(nèi)における尿素水の需要を把握できただろうし、海外からの情報(bào)と合致してもう少し早く事態(tài)に対応できたはず」とし、「國內(nèi)外にまたがるこのような問題に対応するため、盧武鉉（ノ?ムヒョン）政権下で國內(nèi)と海外の情報(bào)機(jī)能を融合できるようにした」と語ったと伝えている。

また金議員は、尿素水問題以外にも、日本による経済報(bào)復(fù)措置や新型コロナウイルス、サイバーセキュリティー問題などの「新安全保障分野」について「法改正を通して（國家情報(bào)院に）情報(bào)収集権を與える方向で議論すべきだと話した」とし、「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では他の機(jī)関には（情報(bào)収集を）実行できる能力がない。國家情報(bào)院に対する統(tǒng)制を強(qiáng)化したとしても、このような分野に対する権限は與えるべき」と主張したという。

この記事を見た韓國のネットユーザからは、「國家情報(bào)院長の品格も落ちたものだ」「大事な情報(bào)を見逃すような人が國家情報(bào)院長だなんて。韓國の將來が心配」「肩書だけ背負(fù)って稅金を無駄遣いして…何をしてるの？」「大統(tǒng)領(lǐng)選に気を取られて國民の生活が見えていない。すぐに辭表を提出すべき」「今の政府は何でも謝罪さえすれば許されると思って責(zé)任を取る気がない」「國內(nèi)の情報(bào)を入手しても同じでは？大統(tǒng)領(lǐng)府や警察庁、産業(yè)通商資源部は何を？それぞれの持つ機(jī)能が作動(dòng)しないのでは意味がない」など、批判の聲が相次いでいる。（翻訳?編集/丸山）