2021年11月17日、中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は「高度警戒を！日本が本當(dāng)に臺(tái)灣海峽の武力干渉に動(dòng)き出した」と題す記事を掲載し、日本が尖閣諸島や臺(tái)灣向けに電子戦の準(zhǔn)備を進(jìn)めていることに警戒感を示した。

記事は、日本メディアの報(bào)道として防衛(wèi)省統(tǒng)合幕僚監(jiān)部が今月下旬に自衛(wèi)隊(duì)の総合演習(xí)を?qū)g施する予定で、演習(xí)の中に電子戦を前提とする訓(xùn)練が含まれていると紹介。演習(xí)地點(diǎn)が尖閣諸島と臺(tái)灣に近い南西諸島となっており、「演習(xí)が特別な意味を持っているのは明らかだ」とした。また、日本が與那國(guó)島に電子戦部隊(duì)を配備し、尖閣諸島や臺(tái)灣の動(dòng)向を緊密に監(jiān)視する計(jì)畫(huà)を立てていることも伝えた。

そして、今回の日本の行動(dòng)は偶発的なものではないとし、日本が南西諸島ですでに相応の配備計(jì)畫(huà)を立て、進(jìn)めていると説明。2022年度に與那國(guó)町に駐留する陸上、航空両自衛(wèi)隊(duì)員を160人から250人規(guī)模に増やす計(jì)畫(huà)や、石垣島に新たな警備部隊(duì)、ミサイル部隊(duì)を配備する予定だとしている。

さらに、海上自衛(wèi)隊(duì)が奄美諸島、宮古島、石垣島などに12式地対艦誘導(dǎo)弾を配備したこと、自衛(wèi)隊(duì)がASM-3超音速対艦ミサイルの配備を開(kāi)始していること、2020年3月には石垣島に地対空ミサイルの配備を終えていることなど、電子戦だけでなく南西諸島で総合的な防衛(wèi)力強(qiáng)化を進(jìn)めていることを伝えた。

また、海上自衛(wèi)隊(duì)が16日に発表した情報(bào)として、日本の潛水艦が同日に南シナ海で初めて米海軍と対潛合同訓(xùn)練を?qū)g施し、雙方が潛水艦の位置探査、攻撃手順確認(rèn)など「高難度な內(nèi)容」の訓(xùn)練を行ったと紹介。日本メディアからは「ターゲットは間違いなく中國(guó)だ」との見(jiàn)方が出ているとした。

その上で、ある軍事専門(mén)家が環(huán)球網(wǎng)に対し「中國(guó)の潛水艦を想定した演習(xí)が南シナ海海域で行われたものの、日米は訓(xùn)練で経験を積んだ上でその能力を臺(tái)灣海峽に用いる可能性があることに警戒しなければならない」と述べたことを紹介している。（翻訳?編集/川尻）