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9日、中國版ツイッター?微博上で、授業(yè)中に「日本人は精の中に精を求める」と語っただけで大學講師が學生から告発されて教職から離れる処分を受けたことが紹介され、物議を醸した。寫真は湖南城市學院。
2021年11月9日、中國版ツイッター?微博(ウェイボー)上で、授業(yè)中に「日本人は精の中に精を求める(詳しく調(diào)べ極めること)」と語っただけで大學講師が學生から告発されて教職から離れる処分を受けたことが紹介され、物議を醸した。
話題となったのは、湖南城市學院で起きたトラブルに関する書き込み。今年4月に同學院の講師が建築文化概論の授業(yè)を行った際に「日本人は精の中に精を求める」と語ったところ、1人の學生が教員に罵聲を浴びせた上で不當な言論として學校に告発したというものだ。
告発を受けた學校側は、 トラブルが起きた10日後にこの講師の授業(yè)を停止して調(diào)査を行うことを発表、その後2カ月の空白期間があった後、7月に學校側から「籍を殘したまま海外留學させ、2年後に再考査を行い教壇に復帰させる」という提案があり、講師がこれを拒否したところ、後日講師を教育現(xiàn)場から外し、図書館勤務とする通知が學校側から出されたという。
このトラブルは複數(shù)の微博アカウントが紹介しており、ある個人アカウントは「おかしい。日本人が精の中に精を求め、ドイツ人が真面目で厳格というのはみんなの共通認識ではないのか。他人の優(yōu)れたところを見て、それを學ぼうという姿勢に何の問題があるのか。他人を制すならまず他人に學べというのが近現(xiàn)代の常識なのに、われわれはまた傲慢で自閉的になったのか。大學はこのような告発に対してノーと言うべきではないのか」と疑問を呈している。
この件について、中國のネットユーザーからは「片側の極端からもう片側の極端へと向かっている気がする。これはとても危険だ」「過激主義の出現(xiàn)」「文革の時って、こんな感じだったのでは」「大學教育は総じて腐っているが、この學校は特に腐ってる」「社會の寛容性がますます低くなっているな」「建築學の教員として日本人の物事に対する姿勢について評価しただけなのに。告発した學生は大した見識なんてないのに考えることだけは一人前だな」など、大學側や告発した學生に疑問を投げかける聲が見られた。
一方で「いい処分だ。大學の教員は日本びいきではいけない」「學校が調(diào)査を行ってこの教師に問題があると判斷したからこそ、図書館に異動になったんだろ。教師側の主張ばかり見ていては不公平だ」など學校側の対応を評価あるいは支持するユーザーも多く見られ、意見は真っ二つに分かれている印象だ。
また、昨今日本企業(yè)の偽裝や不正に関するスキャンダルが相次いで報じられていることから、「ただ、日本人って実際のところ精の中に精を求めてないよね」「日本人はインチキばかりしているじゃないか」という冷ややかなコメントを殘すユーザーもいた。(翻訳?編集/川尻)
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