中國のインフルエンサー、李子柒（リー?ズーチー）さんの伝統(tǒng)的で牧歌的なライフスタイルを紹介する動畫が人気だ。こうした中國の伝統(tǒng)文化や技を紹介する動畫は、無形文化遺産の長期的な保存に不可欠だと李さんは述べている。

李さんは2016年初めから、中國南西部の四川省の農(nóng)村部で祖母と暮らす生活を記録した動畫を公開し始めた。優(yōu)雅な伝統(tǒng)衣裝を身にまとった李さんが、日の出とともに起き日沒とともに休み、種を植え花を収穫し、中華料理を作り、竹製の家具を作る姿が映し出される。

こうした中國の伝統(tǒng)的な農(nóng)村生活を紹介する李さんの動畫は、YouTube登録者數(shù)が1600萬人を超え、YouTubeの中國語コンテンツ?クリエーターとして最大の人気を誇っている。

李さんは中央広播電視総臺（チャイナ?メディア?グループ/CMG）のインタビューに、中國の伝統(tǒng)文化を紹介する動畫ははやり廃りがないため、長期的な波及力があると語った。 「私の生活に密著した映像、例えば毎日の料理などの映像はいつか廃れてしまうかもしれない。しかし、私は動畫撮影で中國の伝統(tǒng)文化や無形文化を重要視し、反映させている。それらに畏敬の念を持って制作している。こうした內(nèi)容は、時間がたてばたつほど価値が出てきて、廃れることはないと思う」としている。

中國の伝統(tǒng)文化をより良く保存し、継承していくために、李さんは現(xiàn)在、無形文化遺産を?qū)Wぶことに時間を割いているという。「無形文化遺産は日々失われていく。私は東源村（中國東部?浙江?。─悄狙u活版印刷を習(xí)ったことがある。その技術(shù)を習(xí)得できているのは村で2人だけだった。他の人たちは年を取りすぎて仕事ができないか、若すぎて腰を據(jù)えて學(xué)ぶことのできないかのどちらかだった。あの時は本當(dāng)にショックだった。こうしたことから、私は無形文化遺産を見てもらい注目してもらう必要性があると思った」とその動機を語った。

李さんにとって、多くの無形文化遺産が農(nóng)村部で保存されている現(xiàn)狀は、技術(shù)を習(xí)得して動畫を制作するには格好の條件だという?！竾瑹o形文化遺産を非常に重要視していることを知り、とてもうれしく思う。多くの職人が自分の技術(shù)を披露する機會を得て、大切にされている。とても良いことだと思っている」と述べた。（提供/桜の華YouTubeチャンネル）