臺灣で活動する歌手、「中國侮辱」ソングで本土から締め出し=中國當局がコメント「その曲は…」

Record China    2021年10月28日(木) 16時20分

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28日、米華字メディア?多維新聞は、中國を侮辱する歌を歌ったとして臺灣で活動する歌手が中國本土から「締め出し」を受けたことについて、中國本土の國務院臺灣弁公室報道官がコメントしたことを報じた。

2021年10月28日、米華字メディア?多維新聞は、中國を侮辱する歌を歌ったとして臺灣で活動する歌手が中國本土から「締め出し」を受けたことについて、中國本土の國務院臺灣弁公室報道官がコメントしたことを報じた。

記事によると、マレーシアのシンガーソングライター黃明志(ホアン?ミンジー)がオーストラリア出身で臺灣を拠點として活動している歌手?陳芳語(キンバリー?チェン)とのコラボレーションで発表した新曲「玻璃心」(ガラスの心)について、中國を侮辱する內容だとして中國本土で物議を醸し、現地で曲の配信がすべてストップしたほか、2人の微博アカウントも凍結された。

同曲は10月15日にYouTube上で発表され、12日間で約1800萬回の再生回數を記録している。中國を侮辱しているとの指摘が出たのは「少しも欠けてはならない」「子犬に子貓、コウモリ、ハクビシンを愛する」「ハミ瓜を植えて再教育」などの歌詞であり、それぞれ臺灣問題、新型コロナ問題、新疆ウイグル自治區(qū)の人権問題を暗喩していると捉えられたようだ。

國務院臺灣弁皇室の馬暁光(マー?シアオグアン)報道官は27日、臺灣メディアからの質問に対して「その曲については聴く時間がなくてよく知らないので、発言する権利はない」と短くコメントするにとどまる一方で、「この曲が中國本土のアジア流行歌ランキングで3位になったもののネットユーザーから不満が出ており、2人の微博アカウントが凍結されたことについてどう思うか」と聞かれると、「2008年から2016年まではこのような狀況は起きなかった。このような狀況を起こしている根源は誰だ?現況は誰だ?言わずもがなである。この狀況をなくすのは簡単だ。みんなが臺灣獨立に斷固反対すればいい。特に臺灣同胞には自覚と警戒心を持ってもらいたい」と語った。

一方で、制作者である黃はこの騒動について「音楽には翼がある。私が作ったこの曲は自身で世界各地へと飛んでいった」とし、臺灣や香港、シンガポール、マレーシアといったアジア地域のほか、オーストラリア、カナダといった地域のYouTubeにおけるミュージックビデオ再生回數ランキングの上位に入ったことをアピールするとともに、歌詞に政治的な色彩を帯びているという指摘には「みんなピリピリすべきではない。この曲はとてもポジティブだ。子どもたちが聴くのに適した、教育的意味にあふれる曲だ」と語ったという。(翻訳?編集/川尻

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