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10日、紅星新聞は「ウルトラマンは中國でいったいどれくらい稼いでいるのか」とする記事を掲載した。寫真は中國で開催されたウルトラマン55周年展示會(huì)。
2021年10月10日、紅星新聞は「ウルトラマンは中國でいったいどれくらい稼いでいるのか」とする記事を掲載した。
記事は、ウルトラマンシリーズ作品の一つであり、放送25周年を迎えた「ウルトラマンティガ」について、先月24日に中國の各動(dòng)畫配信プラットフォームで一斉に見られなくなり、3日後の27日に再び視聴可能になる事態(tài)が発生したと紹介。その理由について、プラットフォーム側(cè)、作品の版権者側(cè)のいずれもが口をつぐんで明らかにしていないと伝えた。
その上で、1966年に誕生したウルトラマンは現(xiàn)在までに55のシリーズ作品が生み出されており、誕生から半世紀(jì)以上が経過した今なお「ウルトラマン」の版権コンテンツは依然として高い「集金力」を持っていると説明。中國のゲーム機(jī)設(shè)備大手の華立科技によると、昨年中國ではウルトラマンのゲーム用カードだけで4168萬200元(約7億856萬円)の売り上げがあったとしたほか、中國でウルトラマンの版権を扱う総代理店である上海新創(chuàng)華文化発展有限公司は舞臺(tái)劇、展示會(huì)、コラボレーションなどさまざまな形式により非常に大きな収益を得ていると紹介した。
また、ウルトラマンシリーズが持つ商業(yè)的価値に多くの海賊版業(yè)者が目をつけ、市場(chǎng)には実に多くのウルトラマンを模倣した玩具が出回り、正規(guī)品の10分の1の値段で販売されていると指摘。9月には上海の警察當(dāng)局が偽物のウルトラマンの模型を製造、販売する犯罪グループを摘発し、被害総額は400萬元(約6800萬円)余りに上ったとしたほか、新創(chuàng)華のデータとして、昨年1年間だけで偽物製品工場(chǎng)84カ所が摘発され、容疑者75人が逮捕されるとともに、版権侵害製品3萬8000トンが廃棄され、被害総額は2579萬元(約4億3843萬円)に達(dá)したと伝えている。
記事は、中國におけるウルトラマンの版権関連収入の集計(jì)は難しいとした上で、日本の版権者であるバンダイの発表したデータを紹介。2021年3月期におけるウルトラマンの版権関連総収入は86億円で、日本國內(nèi)の収入は49億円だったとした。また、22年3月期の総収入について、同社が前年よりもさらに多い95億円になると予測(cè)していることを伝えた。(翻訳?編集/川尻)
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