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4日、米華字メディア?多維新聞は、「中國などの儒教文化國はどうして急速に成長することができたのか」とする文章を掲載した。寫真は孔子像。
2021年10月4日、米華字メディア?多維新聞は、「中國などの儒教文化國はどうして急速に成長することができたのか」とする文章を掲載した。以下はその概要。
國際通貨基金(IMF)の予測によれば、2021年の中國における1人當たり國內(nèi)総生産(GDP)は1萬2000ドルに達し、初めて世界平均を超える見込みだ?,F(xiàn)在の安定成長が続けば、10年後には2萬ドルを超え、日本、韓國、シンガポール、臺灣、香港に続き、儒教文化圏の一つである中國も経済的な臺頭を実現(xiàn)することになる。
世界を見渡してみると、100余りある発展途上國?地域の中で、歐米に追いつく目標を実現(xiàn)して先進國入りできたのは儒教文化圏の國?地域だけである。ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、ロシア、トルコ、南アフリカなどの國は、2010年前後に1人當たりGDPが1萬ドルに接近したものの、10年経った今でもそのあたりを徘徊(はいかい)している狀況だ。
では、なぜ儒教文化圏の國?地域が安定的な発展、急速な臺頭を実現(xiàn)できるのか。根本的な理由は、儒教文化の理念が人々の生活態(tài)度に根付き、その內(nèi)容が経済発展に向けた知恵とスキルを含んでいるからだ。儒教文化は世俗的な文化であり、神の束縛を受けない現(xiàn)実的なものである。すなわち、世俗での成功を肯定していることから、人々に多くの富や欲望を與える動力となり得るのだ。そしてまた、儒教文化は「勤労」という豊かになるためのスキルも教え導く。
また、儒教が特に家庭を重んじ、家族の間で助け合うことを大切にしている點も、経済発展に対する一定の信念を生み出している。家庭の生活條件を改善するためなら、人々は苦労をいとわない。家庭のために個を犠牲にし、奮闘する精神が、儒教社會全體の経済発展に大きな活力を與えてきたのだ。
さらに、儒教社會では子どもへの教育も非常に重視している。政府による制度面での支持、家庭による経済的な支持によって、儒教社會は代々有能な人材を輩出してきた。代々の人材が保障され、なおかつこれまでに述べたような優(yōu)れた性質を持っている儒教文化圏の國?地域に、発展できない理由などないのである。(翻訳?編集/川尻)
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