2021年9月19日、環(huán)球網(wǎng)は、中國(guó)が臺(tái)灣からのライチ、レンブの受け入れ停止を発表したことについて、臺(tái)灣當(dāng)局が反発していると報(bào)じた。

記事は、中國(guó)稅関総署が18日「今年以來(lái)、臺(tái)灣から輸送されるライチ、レンブから検疫有害生物のコナカイガラムシ（Planococcus minor）が検出されるケースが相次いでおり、植物検疫リスクを防ぐため、中國(guó)の法律法規(guī)、基準(zhǔn)に則り、2021年9月20日より臺(tái)灣からのライチ、レンブの輸送を一時(shí)停止する」との通知を発表したことを伝えた。

そして、この通知に対して臺(tái)灣行政院?農(nóng)業(yè)委員會(huì)の陳吉仲（チェン?ジージョン）主任委員が19日に記者會(huì)見(jiàn)で「中秋節(jié)の期間中に発表し、発表の翌々日に執(zhí)行するというのは當(dāng)然受け入れられない。國(guó)際ルールに反している」と述べ、蔡英文（ツァイ?インウエン）総統(tǒng)にすでに報(bào)告するとともい、同委員會(huì)に対して非技術(shù)的な要因で農(nóng)家の権利、利益を損ねることがないよう措置を講じる指示を出したことを明らかにしたと報(bào)じた。

また、臺(tái)灣のネットユーザーからは「民進(jìn)黨がまた責(zé)任を他者になすりつけている」「日本や米國(guó)に売ればいいじゃないか」「農(nóng)業(yè)委員會(huì)の管理が甘く、検疫プロセスについて検討しないからだ。中國(guó)本土だけでなく、日本などでも臺(tái)灣からの農(nóng)作物に病蟲害が見(jiàn)つかった記録が殘っている」との意見(jiàn)が寄せられたとしている。

さらに、民進(jìn)黨の関係者から今回の中國(guó)本土の措置について政治的な意図があるとの見(jiàn)方が出ていることに対し、臺(tái)灣のネット上では「何でもかんでも政治と絡(luò)めているが、われわれの果物に害蟲が本當(dāng)に付著しているかどうかをなぜはっきりさせようとしないのか」との批判も出ていると紹介した。

記事は、臺(tái)灣産の果物をめぐっては、中國(guó)本土が今年2月26日にも臺(tái)灣産パイナップルから検疫有害生物が検出されたとして3月1日より受け入れを停止すると伝えている。（翻訳?編集/川尻）