米ゼネラル?モーターズ（GM）は火災(zāi)が相次いだ電気自動(dòng)車(chē)（EV）「ボルトEV」約7萬(wàn)臺(tái)について、事実上全面リコール（回収?無(wú)償修理）を決定した。ボルトEVは韓國(guó)?LG電子製のバッテリーを搭載している。リコール費(fèi)用の負(fù)擔(dān)は避けられないとみられ、韓國(guó)紙は「LG電子が緊張」と伝えた。

朝鮮日?qǐng)?bào)によると、當(dāng)初GMは2017～19年の生産分（約6萬(wàn)9000臺(tái)）についてのみバッテリーモジュールの部品を交換するリコールを?qū)g施してきたが、今回対象を直近の生産分まで拡大した。ボルトEVはLGエナジーソリューションが生産したバッテリーセルをLG電子がモジュール化したバッテリーを搭載している。

韓國(guó)など北米以外の市場(chǎng)で販売されたボルトEVのリコールも段階的に進(jìn)めれば、対象車(chē)両は15萬(wàn)臺(tái)を超える見(jiàn)通しだ。米CNBCはバッテリーモジュールの交換にかかる費(fèi)用は當(dāng)初の8億ドル（約878億円）から最大18億ドルまで増える見(jiàn)通しだと報(bào)じた。それに伴うLGの追加損失も避けられない見(jiàn)込みだ。

17年から北米でボルトEVの火災(zāi)が少なくとも3件起き、GMは昨年11月に最初のリコールに踏み切った。GMは當(dāng)時(shí)、バッテリー管理ソフトウエアをアップデートし、充電率を90％に制限した。正確な火災(zāi)原因を特定するまで、火災(zāi)の再発を防ぐための當(dāng)面の措置だった。

正確な火災(zāi)原因はGMとLGが合同で調(diào)査している。ダグ?パークスGM副社長(zhǎng)（グローバル製品開(kāi)発擔(dān)當(dāng)）は「消費(fèi)者の安全に焦點(diǎn)を合わせ、すべての決定を下した」と説明した。原因究明に先立ち、先手でリコールを決定した格好だ。韓國(guó)GM関係者は「米本社がリコールを決定した以上、韓國(guó)でも手続きに沿って近くリコールを開(kāi)始する見(jiàn)通しだ」と話(huà)した。

ロイター通信によると、GMはLG側(cè)からリコール費(fèi)用の賠償に関する約束を取り付ける方針。費(fèi)用の分擔(dān)率はまだ決まっていないが、GMは損害を丸抱えはしない構(gòu)えだ。

GMが今年7月にバッテリーモジュールの交換を決めた際には、リコール費(fèi)用8億ドルを勘案し、LG電子が2346億ウォン（約219億円）、LGエナジーソリューションが910億ウォンのリコール引當(dāng)金を4～6月期の業(yè)績(jī)に反映させた。LG側(cè)は「顧客企業(yè)と共にリコール措置が円滑に取られるよう積極的に協(xié)力していく。原因調(diào)査の結(jié)果が出れば、費(fèi)用負(fù)擔(dān)率と引當(dāng)金の額が決まる」とした。

GMがバッテリーの欠陥を追及した場(chǎng)合、LG側(cè)の分擔(dān)金の割合が高まる可能性も少なくない。EV業(yè)界関係者は「現(xiàn)在は完成車(chē)メーカーがバッテリーメーカーの責(zé)任を追及した場(chǎng)合、たとえ不服でも賠償責(zé)任を逃れるのは難しい。バッテリーの完成度を高めることがカギになる」と語(yǔ)った。（編集/日向）