日本のコロナ対策「3本柱」、なぜ実現困難か―中國メディア

Record China    2021年8月28日(土) 23時0分

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25日、環(huán)球網は、日本の新型コロナ対策の「3本柱」がうまく機能していない理由について考察する記事を掲載した。寫真は渋谷。  

2021年8月25日、環(huán)球網は、日本の新型コロナ対策の「3本柱」がうまく機能していない理由について考察する記事を掲載した。以下はその概要。

日本では新型コロナ対策で醫(yī)療體制の構築(重癥患者の入院治療、中等癥患者のホテルなどによる回復、軽癥患者の在宅治療)、感染防止、ワクチン接種の「3本柱」を打ち出しているが、この合理的な措置を実施する上での問題が多い。例えば、政府や地方行政は患者の入院可否について醫(yī)師の判斷に委ねているが、醫(yī)師からは「醫(yī)療トラブルの発生を考えたら簡単に判斷できない」との聲が出ている?,F在東京では入院治療を受けている新型コロナ患者は全體の10分の1にとどまっている。市民は「軽癥者は自宅療養(yǎng)」「家族がケア」という措置の有効性に疑問を抱いている。

日本政府は10月までに80%の國民のワクチン2回接種を終わらせる目標を立てているが、一部の國民はワクチンを2回接種したあとで外出したり遊びに出かけたりと、警戒が緩んでしまっている。また、政府が発出する緊急事態(tài)宣言に慣れてしまっており、今回の感染急拡大の主要因が大型イベントや會食の増加、屋內活動時のマスク未裝著などの行動にあるとの見解も、日本のメディアから出ている。

しかし、感染拡大を市民だけのせいにするのは問題だ。沖縄県でも感染が深刻な狀況が続いているが、現地の行政関係者はこれまで、ワクチン接種さえ始まれば狀況は変わると思い込んでいたため、感染対策の調整をしてこなかった。ところがワクチン接種が進んでも感染者數は減らず、特に青少年や中年の感染者數が爆発的に増える結果になった。行政當局によるワクチンの有効性に対する必要な理解が不足していたことの現れだ。

日本には充実した醫(yī)療保障體系があるにもかかわらず、殘念なことに日本政府はこれを大切にすることなく、緊急事態(tài)宣言にかまけて必要な措置を講じず、余計な措置を講じてきた。その結果感染が再拡大し、國民の信用を失った。しかも、感染狀況が悪化すると日本の政府やメディアは「國民の無責任」を責め始めたのである。

日本政府の感染防止対策が不十分なのは、その根底に「選挙政治」の心理があるからだ。中國のような「ゼロ感染」を求めることも、多くの死者を出した上で集団免疫を獲得するようなこともなく、持久戦を展開する中で政府は有効策を出せず、地方政府や野黨、メディア、國民がみんな「起きた問題だけについてあれこれ言う」ことを延々と繰り返している。硬直した紋切り型の対応策を出すよりも、TPOに合わせて柔軟な措置を講じるべきである。そのためには、感染をまん延させている根本的な理由、根源の在りかを突き止める他にない。(翻訳?編集/川尻

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