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29日、観察者網は、ポーランドで開かれたボードゲーム?チェッカーの國際大會で、「驚きの一幕」があったと報じた。
2021年4月29日、中國メディアの観察者網は、ポーランドで開かれたボードゲーム?チェッカーの國際大會で、「驚きの一幕」があったと報じた。
記事によると、ポーランドの首都ワルシャワで27日に開かれたチェッカーの國際大會4回戦で、前回チャンピオンのロシア人選手がポーランドの選手と対局していた際、大會スタッフが突然ロシア人選手の席に歩み寄り、名札と國旗を撤去した。中継映像では名札と國旗を取られたロシア人選手が周囲を見回し「一體何が起きたのか」という表情を浮かべていたといい、この出來事が影響したのかロシア人選手は対局に敗れたという。
記事は、「現(xiàn)在ロシアとポーランドとの関係が緊張していることもあり、このトラブルがロシア國內で波紋を起こした」とし、ロシア五輪委員會會長が「重大なミスだ」と述べ、クレムリンの報道官も「試合中の橫やりで、ロシア人選手が損失を被った」と非難したことを紹介した。
その上で、大會主催者の関係者が28日に「大會開始後、世界アンチドーピング機関(WADA)より『ロシアを表す全ての物を撤去するように』と告知を受けた。スポーツ仲裁裁判所が以前に『大規(guī)模な國際大會にてロシアの國旗、國歌を使用しないように』と規(guī)定したことによるもので、撤去しなければわれわれが制裁を受ける可能性があった」と釈明、パスが許されるなら手番をパスして駒を動かしたくない狀況を表すチェス用語「ツークワンク」という言葉を用いて、主催者が置かれた立場を強調したと伝えた。
また、関係者が対局終了後にロシア人選手に謝罪したことを明かすとともに、ロシア國民にも謝罪した一方で「多くのロシア國民が失望したことは知っているが、われわれに悪意はなかった」と述べるとともに、「スタッフの行動が選手に影響を與えたとは考えていない。この點で大きな圧力を受けていることに、恐怖を覚えている」と語ったことを報じた。
記事によると、WADAはこの件について、「確かに主催者に対してロシアを表すものの撤去を書簡で求めたものの、対局中に行うことは求めていない。主催者がとった行動は、WADAに関するものではない」とコメントしたという。(翻訳?編集/川尻)
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