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2日、中國國営テレビのドキュメンタリー番組「舌尖上的中國2」について、米紙が「美食ではなく愛國教育番組」だと指摘している。
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2014年5月2日、中國國営テレビのドキュメンタリー番組「舌尖上的中國2」について、米紙が「美食ではなく愛國教育番組」と指摘している。世界日報が伝えた。
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中國中央テレビ(CCTV)で放送中の「舌尖上的中國2」は、中國の食文化や食材のルーツを追うドキュメンタリー番組。シーズン1は2012年に放送されて人気を集め、今月18日からシーズン2の放送がスタートしている。
米紙ウォール?ストリート?ジャーナルはこのほど、「『舌尖上的中國2』の味覚に変化あり」のタイトルで記事を発表。同番組について、中華文化への禮賛を背景に、「食文化やグルメを紹介するという純粋なドキュメンタリーではなくなり、愛國主義教育のための番組になっている」と指摘。「人の味蕾ではなく、大衆(zhòng)の愛國心を刺激するのが狙いかのようだ」と紹介し、さらに「政治的な宣伝要素があらゆる場面で見られる。しかし不思議な現(xiàn)象ではない。なぜなら、國営テレビの制作番組だからだ」と報じている。
「舌尖上的中國2」については、放送前の上映會でCCTVの胡占凡(フー?ジャンファン)局長が、習(xí)近平(シー?ジンピン)國家主席がスローガンとして掲げる「チャイナドリーム(中國夢)」について言及。番組について、このスローガンへのアプローチであると語っていた。
「舌尖上的中國2」の話題としてはこのほど、BBCのドキュメンタリー番組「ヒューマン?プラネット」からのパクリ疑惑が話題になった。何かと注目すべき點の多い番組となっている。(翻訳?編集/Mathilda)
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