拡大
臺(tái)灣が実効支配する南シナ海の東沙諸島。付近の臺(tái)灣ADIZには中國(guó)軍機(jī)が頻繁に飛來し、臺(tái)灣は実弾射撃訓(xùn)練を行っている。米誌は「臺(tái)灣海峽危機(jī)の潛在的発火點(diǎn)」と報(bào)じた。東沙諸島
南シナ海に浮かぶ東沙諸島が中國(guó)と臺(tái)灣の間で新たな焦點(diǎn)になりつつある。東沙諸島は臺(tái)灣が実効支配しているが、中國(guó)軍機(jī)が最近、頻繁に飛來して來る臺(tái)灣の防空識(shí)別圏(ADIZ)南西部に位置する。臺(tái)灣側(cè)も沖合で実弾射撃訓(xùn)練を行うなどして中國(guó)をけん制。米紙は「臺(tái)灣海峽危機(jī)の潛在的発火點(diǎn)」とも報(bào)じた。
東沙諸島は南シナ海の北東にある環(huán)礁。東沙島だけが平坦な「島」だ。約1500メートルの滑走路があるが、島の大きさは約2800×860メートルしかない。臺(tái)灣の海巡署(海上保安庁に相當(dāng))職員や研究者が常駐。一般住民はいない。
地理的に中國(guó)沿岸から近く、臺(tái)灣本島からは遠(yuǎn)い。臺(tái)灣本島からは約410キロで広東省の汕頭からは約260キロ。現(xiàn)在は臺(tái)灣の海軍陸戦隊(duì)も守備に就いているとされる。
東沙諸島をめぐっては昨年5月、共同通信が「中國(guó)人民解放軍が8月に中國(guó)南部?海南島沖の南シナ海で、東沙諸島の奪取を想定した大規(guī)模な上陸演習(xí)を計(jì)畫している」と報(bào)道し、注目を集めた。記事は「東沙諸島は中國(guó)海軍の基地がある海南島から臺(tái)灣南方のバシー海峽を経て太平洋へ向かうルート上にあり、中國(guó)軍が太平洋に進(jìn)出するため戦略的に重要。中國(guó)初の國(guó)産空母『山東』も海南島の基地に配備されており、中國(guó)軍にとって東沙を制する必要性が高まっている」とも伝えた。
10月には東沙島に補(bǔ)給物資を運(yùn)ぶ臺(tái)灣の航空機(jī)が高雄から離陸したが,香港の航空管制から「安全を保障できない」と通告され,やむなく引き返した。軍事専門家は「中國(guó)軍がいつでも東沙の補(bǔ)給路を斷つこともできるし,奪取しようと思えばできる狀況にある」とみている。
臺(tái)灣?中央通信社によると、海巡署東南沙分署は1日、東沙島沖で実弾射撃訓(xùn)練を?qū)g施した。臺(tái)灣南西のADIZには中國(guó)軍機(jī)の進(jìn)入が相次いでいることから、各種の狀況に備えるためとされ、9日にも東沙島沖で実弾射撃訓(xùn)練を予定している。國(guó)防部(國(guó)防?。─恧筏皮い胲娛聞?dòng)向によれば、中國(guó)の各種軍用機(jī)は東沙諸島にも接近したことがあり、地域の平和や安定に緊張が生じている。
米紙ニューズウィークに寄稿した東京外國(guó)語大の小笠原欣幸教授(臺(tái)灣政治)は「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では中國(guó)が臺(tái)灣侵攻作戦を敢行する可能性は低い。それは臺(tái)灣軍の抵抗、米軍の介入、國(guó)際社會(huì)での反中感情の高まりが予想されるからである」と指摘。その一方で「今年7月の中國(guó)共産黨創(chuàng)設(shè)100周年、そして來年の第20回共産黨大會(huì)を『中國(guó)の夢(mèng)』で壯大に演出したい習(xí)近平國(guó)家主席は臺(tái)灣問題で何らかの『成果』を示したいであろう。そこで浮上してくるのが東沙諸島だ」と述べた。(編集/日向)
Record China
2021/3/3
Record China
2021/3/4
Record China
2021/2/28
Record China
2021/3/4
Record China
2021/2/7
Record China
2021/2/12
ピックアップ
we`re
RecordChina
この記事のコメントを見る