2020年における韓國(guó)人1人當(dāng)たりの國(guó)民総所得（GNI）が、新型コロナウイルスによる景気低迷とウォン安（ドル/ウォン為替レートの上昇）などの影響で、3萬(wàn)1000ドル（約330萬(wàn)円）臺(tái)まで低下した。3月4日、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースが報(bào)じた。

韓國(guó)銀行が4日に発表した「2020年10～12月期および年間の國(guó)民所得（暫定）」によると、2020年における1人當(dāng)たりのGNIは3萬(wàn)1755ドル（約340萬(wàn)円）であり、前年の3萬(wàn)2115ドル（約343萬(wàn)円）より1．1％減少したという。

韓國(guó)のGNIは2017年に3萬(wàn)1734ドル（約340萬(wàn)円）となり、初めて「國(guó)民所得3萬(wàn)ドル時(shí)代」に突入。以降、2020年まで4年連続で3萬(wàn)ドルを上回っている。

しかし全體的な物価収縮とウォン高の影響で、2019年に大幅の減少（－4．3％）を記録したのに続き、2020年も新型コロナウイルスによる打撃とウォン高で1．1％減少し、2年連続で後退した。

また、民間最終消費(fèi)支出はサービス（食事宿泊?運(yùn)輸）と財(cái)貨（飲食料品など）の消費(fèi)が共に萎縮して全體的に1．5％減少したが、今年10～12月における実質(zhì)國(guó)內(nèi)総生産（GDP）の成長(zhǎng)率（前期比）は上昇しており、半導(dǎo)體や化學(xué)製品の分野を中心に輸出が5．4％増加したという。

2020年の名目GDPは1924兆5000億ウォン（約2兆9977億円）であり、前年より0．3％増加した。

この報(bào)道に対し韓國(guó)のネットユーザーからは、「文政権になってから所得はあまり変わらないのに國(guó)の借金は400兆ウォン（約38兆円）も増えた。公務(wù)員ばかり増やして何をやっているんだ」「全てが後退しているマイナス政権」「2019年から成長(zhǎng)が止まっているのだから、コロナは言い訳だな」「所得は減ったのに物価は上がっているなんて…」「日本どころか、近いうちに臺(tái)灣にも追い越されそうだ」「うちは2萬(wàn)ドル（約214萬(wàn)円）にも満たないのに、誰(shuí)が3萬(wàn)ドル以上ももらってるんだ？」など、厳しい経済狀況に対する不満の聲が數(shù)多く寄せられた。（翻訳?編集/丸山）