2021年1月19日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、ノルウェーで米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン接種者が33人死亡し、同社製ワクチンを注文しているオーストラリアで憂慮が広がっていると報(bào)じた。

記事は、米紙ニューヨーク?タイムズの18日付報(bào)道として、ノルウェーでファイザー製の新型コロナワクチン接種を受けた高齢者介護(hù)施設(shè)の高齢者のうち少なくとも33人が死亡したと紹介。現(xiàn)在死因については調(diào)査中とされているものの、多くの國で同社製ワクチンの安全性に対する懸念が広がっており、1000萬回分のワクチンを注文したオーストラリアも憂慮を抱き始めたと伝えた。

その上で、同社製ワクチンの安全性についてノルウェーの衛(wèi)生當(dāng)局関係者が17日に「安全だ」と語ったほか、同社が17日に「ノルウェーで接種を受けた人の多くは基礎(chǔ)疾患を持つ高齢者であり、すでに重篤な病狀の人もいた」とコメントし、醫(yī)療當(dāng)局も「ワクチンの副作用で重篤な合併癥が生じるリスクよりも、新型コロナに感染し、発癥するリスクのほうが大きい」との認(rèn)識(shí)を持っていることを紹介している。

一方で、憂慮が広がっているオーストラリアではハント衛(wèi)生相が同社と連絡(luò)を取り、ノルウェーに対してさらなる情報(bào)提供を求める動(dòng)きを見せたほか、マコーマック副首相が17日に「ワクチンの導(dǎo)入は迅速かつ安全だ」「われわれは卵すべてを一つの籠に入れてはいない。われわれには別の選択がある」として世論で渦巻く疑念の火消しを始めたと紹介?，F(xiàn)地メディアが「ファイザー製ワクチンはオーストラリアのワクチン計(jì)畫の一部に過ぎず、アストラゼネカ製ワクチンが認(rèn)可を取得すれば、こちらを主に使うことになるだろう」と報(bào)じたことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）