バイデン政権発足後初めての米中外交トップ直接會(huì)談がアラスカで開催された。冒頭激しく互いの主張を言い放ち、異例の応酬になったようだが、ブリンケン米國(guó)務(wù)長(zhǎng)官と中國(guó)の外交擔(dān)當(dāng)トップの楊潔チ?共産黨政治局員の會(huì)談は2日間にわたり8時(shí)間にも及んだという。この実質(zhì)討議に光明を見出したい。

ブリンケン氏は新疆、香港、臺(tái)灣などの問題を提起しながらも、「イラン、北朝鮮、アフガニスタン、気候変動(dòng)について我々の利益は交わっている。幅広い議題について率直な話し合いができた」と述べたという。非難の応酬からは何も生じない。

楊氏は新疆、香港、臺(tái)灣は全て分離不可能な中國(guó)の領(lǐng)土と主張し、「米國(guó)による內(nèi)政干渉に斷固として反対する」と反論した上で、「米國(guó)との関係について衝突や対立は望まず、相互尊重とウィンウィンの協(xié)力を希望する」と話したと報(bào)じられている。

米中の対立は次代の覇権を巡る爭(zhēng)いが絡(luò)むため世界経済のリスクとしてくすぶり続けるとの懸念もあるようだが、バイデン政権発足後初の米中會(huì)談を歓迎したい。

二大國(guó)の激しい対立は不毛であり勝者はない。米中両國(guó)に不利益をもたらすだけでなく、日本を含む國(guó)際社會(huì)にも多大なマイナスの影響をもたらす。これからも粘り強(qiáng)く対話を重ね、相互にウィンウィンの道を切り開くべきである。

トランプ政権時(shí)の米中貿(mào)易戦爭(zhēng)の結(jié)果、日本の輸出総量は大幅に減少。特に中國(guó)向けの輸出が落ち込んだ。従來、中國(guó)は日本から工業(yè)設(shè)備、化學(xué)材料、プラスチック製品、電子設(shè)備を輸入、加工して米國(guó)へ輸出していたが、米國(guó)の対中高関稅によって、日本も甚大なダメージを受けた。

従來の覇権國(guó)家と新興の2番手國(guó)家がぶつかり合い戦爭(zhēng)に至るとの弁説「トゥキディデスの罠」に陥ると懸念する聲もあるが、大國(guó)同士の対立の長(zhǎng)期化は何としてでも回避しなければならない。

最も重要なのは「戦い」ではなく、「話し合い」である。わが國(guó)は安全保障では米國(guó)に依存する一方、経済では中國(guó)と強(qiáng)い相互依存関係にある。官民ともにこのような狀況を理解し、米中対立の緩和に重要な役割を果たすべきだろう。

＜直言篇153＞

1959年立石電機(jī)販売に入社。1965年立石電機(jī)（現(xiàn)オムロン株式會(huì)社）取締役。1995年代表取締役會(huì)長(zhǎng)。2003年相談役。 日本経団連?國(guó)際労働委員長(zhǎng)、海外事業(yè)活動(dòng)関連協(xié)議會(huì)(CBCC)會(huì)長(zhǎng)など歴任。SAM「The Taylor Key Award」受賞。同志社大名譽(yù)文化博士。中國(guó)?北京大、南開大、上海交通大、復(fù)旦大などの顧問教授や顧問を務(wù)めている。SAM（日本経営近代化協(xié)會(huì)）名譽(yù)會(huì)長(zhǎng)。エッセイスト。

■筆者プロフィール：立石信雄

1959年立石電機(jī)販売に入社。1965年立石電機(jī)（現(xiàn)オムロン株式會(huì)社）取締役。1995年代表取締役會(huì)長(zhǎng)。2003年相談役。 日本経団連?國(guó)際労働委員長(zhǎng)、海外事業(yè)活動(dòng)関連協(xié)議會(huì)(CBCC)會(huì)長(zhǎng)など歴任?！弗蕙庭弗幞螗趣?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=ノーベル賞'>ノーベル賞」といわれるSAM（Society for Advancement of Management）『The Taylor Key Award』受賞。同志社大名譽(yù)文化博士。中國(guó)?北京大、南開大、上海交通大、復(fù)旦大などの顧問教授や顧問を務(wù)めている。SAM（日本経営近代化協(xié)會(huì)）名譽(yù)會(huì)長(zhǎng)。エッセイスト。