2021年1月13日、頭條新聞は、山西省でタクシー運(yùn)転手が車內(nèi)に落ちていた攜帯電話を持ち主に返そうとしたところ毆られるトラブルが発生したと報(bào)じた。

記事によると、昨年12月27日に同省長(zhǎng)治市のタクシー運(yùn)転手?崔（ツイ）さんが、前日に車內(nèi)で拾得した攜帯電話を持ち主の所に屆けたところ、持ち主から「時(shí)間が無(wú)駄になった」との理由で毆られた。

崔さんの話によると、もともと26日の夜に持ち主と會(huì)って攜帯電話を渡す約束をしていたものの結(jié)局持ち主は現(xiàn)れず、27日早朝になって持ち主から電話がかかってきてようやく返卻することができたという。しかしその際、持ち主は「何度も電話をかけたのに（崔さんが）出なかった」などとして激しく怒り、毆る蹴るの暴行を加え、腿の骨折、肋骨の複數(shù)個(gè)所の斷裂などの重傷を負(fù)わせたとのことだ。

記事は、このトラブルについて警察當(dāng)局がすでに捜査を開始していると伝えた。

この件について、中國(guó)のネットユーザーは「東郭先生とオオカミ（東郭先生が助けたオオカミに襲われそうになるという、お人よしが恩を仇で返されるという中國(guó)の古い民話）じゃないか」「本當(dāng)にろくでなし。恩という言葉さえ知らないのか」「運(yùn)転手さんの早期回復(fù)を願(yuàn)うよ」「運(yùn)転手があまりにかわいそう。持ち主には厳罰を望む。もちろんすべての醫(yī)療費(fèi)も賠償せよ」など、持ち主を痛烈に批判し、運(yùn)転手に同情を示す意見を多く殘している。

また、一部のユーザーからは「落し物はやはりすべて警察に屆けたほうがいい。後々のトラブルを避けるためにもね」という冷靜なコメントも見られた。（翻訳?編集/川尻）