本屋やコスメのブラインドボックスも登場(chǎng)、サプライズ感が人気の秘訣―中國(guó)

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版    2021年1月7日(木) 15時(shí)20分

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何が出てくるか分からないワクワク感が魅力の「ブラインドボックス」が近年、中國(guó)で大人気となり、市場(chǎng)の注目を集めている。

何が出てくるか分からないワクワク感が魅力の「ブラインドボックス」が近年、中國(guó)で大人気となり、市場(chǎng)の注目を集めている。そして、多くの事業(yè)者が業(yè)界の垣根を超えてブラインドボックスを打ち出すようになっており、「ブラインドボックス+」というマーケティングスタイルがトレンドとなっている。しかし、同時(shí)に、「レアもの」を設(shè)置するブラインドボックスも増えており、「ギャンブル性」があるため、過(guò)剰消費(fèi)の原因になり、その問(wèn)題も注目を集めるようになっている。工人日?qǐng)?bào)が伝えた。

ブラインドボックスというのは、ボックスなどの中に異なる商品が入れられており、購(gòu)入前に開(kāi)けて中身を確認(rèn)することはできない。つまり、何が出てくるかは運(yùn)次第ということになる。近年、そんなワクワク感が魅力のブラインドボックスが人気を集め、特に若者の間で大ヒットとなり、市場(chǎng)の注目を集めている。

2019年以降、「ブラインドボックス経済」が日に日に勢(shì)いを増している。統(tǒng)計(jì)によると、ブラインドボックスの購(gòu)入者の多くは18歳から35歳で、その月收は8000~2萬(wàn)元(約12萬(wàn)8000~32萬(wàn)円)の女性や學(xué)生などだ。

専門(mén)家は、「若者がブラインドボックスを好むのは、個(gè)性や流行、孤獨(dú)感解消といった商品の付加価値を求めているから。多くのブラインドボックスは、その外観が人々の購(gòu)買(mǎi)欲を刺激するだけではく、感情的な価値、例えば、孤獨(dú)感解消、癒し、ハッピーなどに重きを置いているため、若者の心を摑んでいる」と分析している。

2020年は新型コロナの影響で、サラリーマンや學(xué)生などのステイホームの時(shí)間が多くなったのを背景に、ブラインドボックス経済の成長(zhǎng)にさらに拍車(chē)がかかった。共同購(gòu)入のECプラットフォーム?拼多多の統(tǒng)計(jì)によると、2020年の「國(guó)際子供の日」(6月1日)期間中に人気となった商品トップ10に、ブラインドボックスが入り、2位だった。ダブル11(11月11日のネット通販イベント)のブラインドボックスのオンライン売上高は前年同期比で70%以上増となった。同年12月11日、ブラインドボックスメーカー大手の「POPMART」が香港証券取引に上場(chǎng)した。このように、加熱するブラインドボックス人気に、各界が注目するようになっている。

中國(guó)政法大學(xué)の陳忠雲(yún)(チェン?ジョンユン)教授は、「ブラインドボックスは、新しい文化圈層の一つで、その消費(fèi)が日に日に拡大するにつれて、多くの人がブラインドボックス文化を一つの文化として受け入れるようになっている。それが、ブラインドボックス経済の成長(zhǎng)を大幅に促進(jìn)させている重要な原因の一つだ」との見(jiàn)方を示す。

多くの事業(yè)者が今、業(yè)界の垣根を超えて、ブラインドボックスをめぐる競(jìng)爭(zhēng)に參戦している。2020年以降、故宮やマクドナルド、上海ディズニーランドなどを含む、多くの事業(yè)者がマーケティングに、ブラインドボックスの概念を?qū)毪筏皮い搿?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=イケア'>イケアや名創(chuàng)優(yōu)品(メイソウ)、中國(guó)の國(guó)寶を紹介するテレビ番組「國(guó)家寶藏」、スターバックスなども相次いでブラインドボックスシリーズを打ち出した。

その他、図書(shū)ブラインドボックス、コスメブラインドボックス、大學(xué)の合格通知書(shū)ブラインドボックス、生鮮ブラインドボックスなども登場(chǎng)し、多くの人は、「何でもブラインドボックスに入れることができるんだ」と感じるようになっている。

陳教授は、「ブラインドボックスは現(xiàn)在、単なる一商品ではなくなっている。それは、デザイナーとファンが意思の疎通を図る架け橋となっているほか、ブランドが自社の価値、コンセプトを発信するキャリヤーともなっている。それを通して、自社の価値、コンセプトを発信して、消費(fèi)者の心を捉えやすくなっていることに疑問(wèn)の余地はない。また、ブラインドボックスには、デザインのイノベーション、ブランドの文化的影響力なども伝えている。それがトレンドとなり、各ブランドが業(yè)界の垣根を超えてブラインドボックスの関連商品を打ち出すことで、『人気のおもちゃ』がより多くの人の視野に入るようになっている」と分析する。

最近、北京のいくつかのショッピングセンターを取材すると、ブラインドボックスは通常、シリーズことに販売されていた。1シリーズで10-12種類あり、その価格は1つ50‐80元、なかには1つ100元近くするものもある。つまり1シリーズ全てを揃えるとなると、レアものを含めないとしても、1000元近くかかることになる。ブラインドボックスの購(gòu)入は、まだ経済的余裕がそれほどない若者にとっては、「お金がかかる遊び」とまではいかないものの、それなりにお金がかかる遊びだ。その他、「ギャンブル性」というのも、ブラインドボックス経済の特徴となっている。ほとんどのブラインドボックスシリーズには、「超レアもの」があり、それが出てくる確率は非常に低い。そのため、1シリーズを全部集めたいと思っている人にとっては、お金も、エネルギーも必要になることになる。

子供を持つ多くの人は、ブラインドボックス経済が過(guò)熱し、未成年者の消費(fèi)観念に悪影響を與えることを懸念している。業(yè)界関係者は、「保護(hù)者や教師は未成年者が良好な消費(fèi)観念を形成し、過(guò)剰消費(fèi)の罠にはまらないよう導(dǎo)かなければならない」と呼びかけている。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KN)

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