2021年1月5日、韓國(guó)のある知事が行っている新型コロナウイルス対策が話題になっている。

韓國(guó)?世界日?qǐng)?bào)によると、京畿道（キョンギド）の李在明（イ?ジェミョン）知事は4日、新型コロナにより生活が苦しくなった人々を支援するために運(yùn)営中の「京畿グルメ、ただで差し上げますコーナー」を訪れた。

設(shè)置されているのは、道內(nèi)の光明（クァンミョン）市が運(yùn)営する市立光明フードマーケット。始めたきっかけについて李知事は「最近、食べる物がなく盜んで捕まる人が多いという話を警察側(cè)から聞いた。SNSでどうすれば防げるか意見(jiàn)を聞いたところ、『來(lái)る人みんなに（食べ物を）あげた方がいい』という聲が上がった」と説明。さらに「多少悪用されたとしても、ここまで來(lái)た人には全て支給する」と話したという。

また、「形式的には対象ではないが、実際には支援が必要な人もいるため、こうした人を発掘する効果もあるだろう」とした上で、「予算が足りなくなる可能性もあるが、どんな方法であれ京畿道が全ての責(zé)任を負(fù)うので、來(lái)た人には支給してほしい」と強(qiáng)調(diào)したという。

昨年12月29日から運(yùn)営している同コーナーは、レトルトご飯、インスタントラーメン、ツナ缶など計(jì)15種の食べ物を支援しており、現(xiàn)在までに32人が利用した。光明市の他、城南（ソンナム）市、平?jīng)g（ピョンテク）市にあるフードマーケットでも運(yùn)営している。同フードマーケットは食品と生活用品を企業(yè)や個(gè)人から寄付してもらい、生活の苦しい低所得層に提供する場(chǎng)だという。

また、今月中に31の市?郡別に福祉施設(shè)それぞれ1カ所ずつを選定し、同コーナーを設(shè)置?運(yùn)営する予定だという。

このニュースは韓國(guó)のネット上で大反響を呼んでいる。李知事に対し「さすが仕事のできる知事」「この前の大統(tǒng)領(lǐng)選のときに李知事を大統(tǒng)領(lǐng)にさせるべきだった」など稱賛の聲が上がっている。

一方で「見(jiàn)せかけだけのコンサート政治にはうんざり。だったら老人ホームで防疫ボランティアをしたりすべき」「自分のお金じゃないからって…」など否定的な見(jiàn)方も少なくない。

また、「趣旨はいいけど、問(wèn)題もたくさんありそう」「どうか悪用する人が現(xiàn)われませんように」と不安がる聲や、「米國(guó)は低所得層のために毎月フードクーポンを分け與える。韓國(guó)も先進(jìn)國(guó)と肩を並べたかったら衣食住が解決するよう政府が努力した方がいい」「それよりもしっかりした基盤(pán)をつくるべき。ただ與えるばかりのばらまき政策。ポピュリズムで駄目になった國(guó)は多い」などの意見(jiàn)も出ている。（翻訳?編集/松村）