2020年12月31日、中國(guó)僑網(wǎng)は、新型コロナウイルスの感染拡大で中國(guó)やアジアに対する差別的言動(dòng)がまん延する中、中國(guó)系米國(guó)人のグルメライターが中國(guó)系レストランを守る行動(dòng)を起こしていると報(bào)じた。

記事は、米華字紙?僑報(bào)の報(bào)道を紹介。米國(guó)では新型コロナの感染拡大以降、アジア系住民に対する差別的な攻撃がまん延しているほか、チャイナタウンにある中國(guó)料理店も多くが閉店を余儀なくされていると紹介。チャイナタウンで暮らす中國(guó)系住民からは、新型コロナの影響が感染収束後にも完全に拭い去れないのではないかとの危懼も出ていると伝えた。

その上で、中國(guó)系米國(guó)人グルメライターのグレース?ヤン氏が10月末より、「料理界のアカデミー賞」と呼ばれるジェームス?ビアード賞の授與を行っているジェームス?ビアード財(cái)団と提攜して「中國(guó)レストランを救おう」と題したソーシャルメディア活動(dòng)を展開(kāi)し、全米規(guī)模で中國(guó)レストランや中國(guó)系住民による商業(yè)地域への支援を呼びかけているとした。

同財(cái)団のCEOは「チャイナタウンの中國(guó)レストランの多くは非常に小さな夫婦経営の店であり、現(xiàn)在の狀況を打開(kāi)できる技術(shù)やインフラを持っていない。43％が現(xiàn)金會(huì)計(jì)しかできない狀況であり、オンライン注文、配達(dá)、電子決済などに対応することは難しい」と述べ、支援の必要性を説明。ヤン氏も「チャイナタウンで商売を営む移民たちは苦しくても聲を出せないでいると感じた。多くの人に彼らの苦境を感じてもらい、チャイナタウンに足を運(yùn)んでもらうようアシストできたら、という思いだけで活動(dòng)をしている」と語(yǔ)っている。（翻訳?編集/川尻）