2020年12月29日、上遊新聞は、當(dāng)局の規(guī)定違反が発覚した湖北省荊州市の「世界最大の関羽像」の移転費(fèi)用が4000萬元（約6億4000萬円）に上ることが明らかになったと報(bào)じた。

記事は、2016年6月17日に同市で開園した関公義園の目玉として建設(shè)された高さ48メートル、重さ1200トンの関羽像と、その下に建てられた2階建ての「関公文化展示センター」について、當(dāng)初は「荊州の新たな観光ランドマーク」として大々的に宣伝したものの、この4年間で訪れた市民は少なく、厳しい経営狀況に陥った上、消防當(dāng)局の検査をパスしていなかったこと、さらには巨大関羽像の臺(tái)座部分が沈下し始めていることが明らかになったと伝えた。

そして、中國住宅都市農(nóng)村建設(shè)部が10月に調(diào)査を?qū)g施した結(jié)果、「高さ57．3メートルにおよぶ建築物は、荊州歴史文化名城保護(hù)規(guī)則の関連規(guī)定に違反しており、古城の風(fēng)貌や歴史的な伝統(tǒng)を破壊するものだ」との判斷を下し、同省の當(dāng)局に対して同園の改造を指示したと紹介している。

その上で、同省電子入札募集プラットフォームが12月29日に発表した「関羽像撤去移転プロジェクト」の內(nèi)容として、関羽像をいったん解體して荊州市內(nèi)の別の場所に移転する工事の総投資額が4000萬元となっていることを伝えた。（翻訳?編集/川尻）