中國情報通信研究院は中國標(biāo)準(zhǔn)化協(xié)會などの機関と共同で22日、北京で2020年信頼できるブロックチェーンサミットを開催した。サミットで明らかになったところによると、中國はこれまでにブロックチェーンの団體標(biāo)準(zhǔn)33件を発表したほか、中國が中心になって制定した初めての金融ブロックチェーン國際標(biāo)準(zhǔn)も國際電気通信連合（ITU）でのプロジェクト立ち上げに成功したという。北京日報が伝えた。

同協(xié)會の奚國華（シー?グオホア）理事長は、「ブロックチェーンは非対稱暗號化アルゴリズム、コンセンサスメカニズム、分散型ストレージ、ポイントツーポイント伝送などの技術(shù)を集積したイノベーションの応用であり、脫中心化、開放性、獨立性、安全性、匿名性といった特徴がある。インターネットは信頼性を保証しない基礎(chǔ)ネットワーク設(shè)備であり、ブロックチェーンはやりとり雙方の信頼を?qū)g現(xiàn)する基礎(chǔ)ネットワーク施設(shè)になる見込みだ」と説明した。

奚氏は、「現(xiàn)在、ブロックチェーンは國際競爭の新しいポイントであり、中國もブロックチェーンを國家戦略へと押し上げた?！盒楼ぅ螗榨檎麄洹护涞?4次五カ年計畫などの好材料によるサポートで、これからブロックチェーン産業(yè)の応用と統(tǒng)合イノベーションの実施が加速し、中國デジタル経済の発展を後押しするだろう」と述べた。

また奚氏は、「中國通信標(biāo)準(zhǔn)化協(xié)會は現(xiàn)在中國情報通信研究院などの機関を組織して、『ブロックチェーン総合技術(shù)要求』など10數(shù)件の業(yè)界標(biāo)準(zhǔn)および団體標(biāo)準(zhǔn)の制定を共同で加速し、ブロックチェーン業(yè)界の持続的で健全な発展に向けた標(biāo)準(zhǔn)による支援を提供した」と説明した。

これと同時に、中國が中心になって制定した初の金融ブロックチェーンの國際標(biāo)準(zhǔn)「金融分散型臺帳技術(shù)応用の手引き」も現(xiàn)在、すでにITUでのプロジェクト立ち上げに成功している。こうしてブロックチェーンの國際標(biāo)準(zhǔn)と國際ルールの制定に、中國発のソリューションと知恵で寄與した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS）